95箇条の論題

コメント欄で出たルターの95箇条の論題のパロディ発見。

東京大学 メイド研究会サイトから
http://maidken.hp.infoseek.co.jp/
http://maidken.hp.infoseek.co.jp/sasagawa/disputatis.html
メイド服の効力を明らかにするための95箇条の論題 
Disputatis pro declaratione virtutis vestis servae


私たちの理想であり希望であるメイドが、「ご主人様」と言ったとき、
彼女は自分が仕える主人の全生活に自分を捧げることを決心したのである。

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この言葉が単なる外見(すなわち、特殊な服によって装飾される外観と行動)だけに関わるものと、解することはできない。

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しかし、それは単に内的な夢想を指してはいない。
否むしろ、外的に主人のために働いてその労苦を救わないならば、
内的な決心はおよそ無に等しい。
 

そのため、単なる夢想の続く間は、
すなわち主人に実際に仕えるまでは、真正のメイドは始まらない。
 

メイド服は、自分自身またはそれを見る人がもたらす印象を除いては、
メイドのどのような本質を備えることを保証しないし、またできもしない。
 

メイド服は、メイドの本質を備えていることを宣言または確認するか、
あるいは、それ自体の色や形の持つ最小限の意味以外には、どのようなことをも意味しえない。
 

メイドを目指す者が、メイドとしての本質の全てについて、
その要求するところに謙虚に従っていなければ、メイドはいかにしても成立しない。


メイド服の諸々の魅力は、メイドの外見を得ようとする人のみに感ぜられていて、
メイドの本質に向き合っている人にはほとんど何も与えない。
 

メイドの本質は、メイド服がその項を除外している限りにおいて、
メイドになろうとする者に対して微笑みかける。
 
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メイドの本質に向き合っている人に、メイド服による装飾を必須の要件として留保するような人々は、
無知な行いをしている。
(以下、95まで続く)

「メイド」を「司祭」、「主人」を「神」に置き変えて読むとカトリックぎょーかい的に示唆に富んでおりますよ。
メイド研には学ぶべきものが多いなぁ。。