2007-01-01から1年間の記事一覧

『また会う日まで』ジョン・アーヴィング アーヴィング・ラビリンス

ノロかなんだか判らん風邪でとにかくとろとろと眠りながら本を読み、本を読みながら眠っていた2007年の晦日。外は島固有の冬の風が吹き荒れ、家の中は誰もいない。海鳴りと風の音のみがガラス越しに聞こえてくる部屋で、島犬が足元で丸まったベットにもぐり…

島大晦日

昨日はノロっぽく腸炎っぽい謎の風邪で死んだ。 皆様には御心配をおかけしました。 一晩更に寝て、一応、腸内はまともな状況になったようです。だが丸一日の絶食状態でふらふらしてます。まだ風邪っぽさもあるし、食欲もイマイチ。腸炎を伴う風邪かもです。…

ノロウイルスかもしれない

島の町内報に「ノロウイルスが流行してます」とあった。注意してくださいとか。なんだそのまぬけな名前のウイルスは?と思ってスルーしていた。昨晩、夜半に気持ち悪くなった。夜、体調不良状態で赤ワインを飲んだ性で酔ったか?そのうち激しい嘔吐観に襲わ…

年末の島は寒い

家の前の海は津軽度がたいそうあがって、リーフにどどどどどと波が打ちつけている。 見るからに寒そうである。とはいえストーブも出してないし、本土よりはマシなんだろうけど。風景的にとにかく寒い。天気図を見ると前線がびよーんと島に向かって伸びている…

複雑怪奇な馬鹿宗教事情

・・・で、複雑極まりないキリスト教なんだが、みみっく姉んトコでこんなニュースを知ったよ。 ○シスターみみっくのなんだかわからない堂 http://blog.goo.ne.jp/olym2/e/d5394bace33adb7de5f1073bd233d141 ■キリスト生誕の教会で司祭ら乱闘 ・・・どんなニ…

BLネタから、西洋と英米

ネト逍遥していたらBL関連で面白いエントリを見つけたので備忘。 ○0007 文藝檸檬 http://d.hatena.ne.jp/chinobox/20071227 ■[livres]『BLスタディーズ』における森川嘉一郎氏のカルチュラルスタディーズ批判・女性学批判と、それにたいする千田有紀氏のご…

本日の祝福 リベンジ

pataさんが目の下の隈が嫌というのでレタッチしてリベンジ。 本日の祝福ver0.2 というか、誰?

餅つきに出かけた

島は年末ムードである。神主さんがお札としめ縄を各家庭訪問しながら売って歩いてたりする。うちはカトリックなんでお札というのはいらんのだが、島の大切な文化遺産でもある、というかほとんどないに等しい観光資源のなかの貴重な存在でもある、神社の収入…

ブット元首相暗殺

静かな夜。パキスタンのブットさんが暗殺されたらしい。びっくりした。綺麗な人だったなぁ。 テロ関連についてのあれやこれや、日本のテロ問題対応も含めこれからどうなるのか。▼パキスタンのブット元首相暗殺、男が狙撃 http://www.yomiuri.co.jp/world/new…

本日の祝福

本日の祝福

島クリスマスミサしたよ

神父様が船に乗ってやってきた、島クリスマス。 祖母アンナとあんとに庵は島クリスマスミサに与る。嬉しい限りである。ミサ中に、歳さんとお慶さん、Tさん夫妻が到着。一緒に諸人こぞりてを歌いましたよ。ミサ終了後、お隣さんがやって来て、子供交えて島パ…

イタリアからの来訪者 父徘徊

けふは神父様が午後来るんじゃが仕事してる。締切迫ってるんだよね。 ところで、昨日、島レストラン「アマン」に行った。買い物、途中に寄ったのだな。閉店時間に行ったので、お慶さんは買いだし中でおらず、歳さんとバイトの女の子がいた。だべっていたら、…

主の御降誕

まぁ、クリスマスですよ。 島は晴れ。よき祝いの日に相応しくさわやかだけど、寒いよ。 冬到来な感じ。暖房まだ出してないけど。

今年の島クリスマス

島は寒くないんでなんとなく気分的にクリスマスっぽくない。それに教会無いんでミサにも行けない。ギヨーカイ人的にはイブといえば夕刻から深夜に教会行ってクリスマスキャンドルを持って聖歌をうたったり、教会的お祭りムードがすこぶる嬉しいのだけどそれ…

主の降誕前夜

本日はクリスマスイブである。 イエスが生まれた日の前日なので、まだ産まれとらん。気の早い人は既に脳内がクリスマス化しているかもしれないが、まだだよ。 ◆◆ 22:50 そろそろ産まれそうだと思う。 ◆◆ 0:00 産まれたと思う。 主の御降誕。おめでとう。

ロハスってなんだ??

島に住んどるというとよく「ロハスな生活してるんね」等といわれたりすることがある。 わたくしはこの言葉を実はよく知らない。下流生活してるからかと思ったよ。タダ(ロハ)に近い生活してるって意味か?などと思ったら違ったらしい。どうやら環境に敏感な…

『ハン二バル・ライジング』トマス・ハリス どうした?トマス?

那覇で藤原新也を購入したが、読んじゃったらあとどうするか?藤原新也の本は一晩で読めそうだったんで、ホテルで眠れぬ夜に読み終っちゃったら、膨大な時間を持て余しそうで嫌だ。という危機感から、トマス・ハリスのこれも買いましたよ。ハンニバル・ライ…

島帰りの翌朝・島問題

島に帰ってきたので再び島日記。 前述の通り、島は暖かい。日が昇ると半袖でないと暑い。しかし冬場は晴れの日のほうが少ないので、まぁそれなりに島の冬になる。丁度、山中湖に移住したSさんから山中湖便りが届いたが、雪が積もっているらしい。想像もつか…

『黄泉の犬』藤原新也 藤原流オウム真理教麻原彰晃解釈

足止め喰らった那覇では暇だった。まぁ観光する元気がなかったのに加えて土砂降りの雨だったからだ。ただ、時間はくさるほどある。テレビは琉球なテレビしかないのを知っているんでつまらんし、雨の所為で当然だが出歩きたくない。古いホテルでネットも出来…

島に帰ってきた。島は暑い。半袖に着替えてほっとしましたよ。ところで、本当は昨日着くはずであった。しかし那覇までは辿り着いたが、島便が欠航。機材故障で足止めである。仕方なく那覇に泊まる羽目に。島犬ミモザも一緒であったので、ペットホテルに預け…

明日は島帰り

ええと。明日は島に帰りますよ。 喜山さんをすこぶる羨ましがらせる島帰りですよ。しかし、正月に実家を離れて島帰りってのはなんだろうね。普通、暮、正月は里帰りをするもんだが逆である。そういうわけでなんとなく忙しくてコメントのお返事遅れていますが…

『綿の国星』大島弓子 自由と不自由 思春期世界

美大の学生には色々なのがいる。教えられ上手と下手なのと、コミュニケーション不全なのとか、やたら人懐こいのとか。美術やる人間というのはどっかでナニかが欠けてたりするのも多いので、その振幅幅が大きかったりする。最近ふと大島弓子の『綿の国星』が…

佐世保銃乱射事件における物語

教会でへろへろと仕事をしている間にこげな事件が↓ ▼乱射の容疑者、自殺 佐世保 被害男性と元同級生 http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY200712150005.html 長崎県佐世保市名切町のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」で14日夜、男が銃を乱射し…

昨日から某教会に泊まりこみで御像の修復をしていた。年内に終わらせたかったからだ。なんせ来週は島に帰るんで日がないのだよ。年を越したくないしね。 しかし教会に泊まりって嫌だな。まず建物がでかい。トイレが遠い。寒い。幽霊のひとつやふたつ出くわし…

『フェルマーの最終定理』サイモン・シン 懸賞が今年締め切りだった数学最大の謎

わたくしは数字脳がない。ゆえにインド人ってなんかすごいと常々思っている。 そういうわたくしでも面白く読める、イギリスのインド人移民であるサイモン・シンという著者が書いた数学ドラマ史。フェルマーの最終定理 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Si…

最近読んだ漫画『累』と『ハチミツとクローバー』

うちの生徒は美大生の性か、コスプレとか、フィギアとか、ゴスとか、ロリとか、いわゆるな趣味を持っていたりするのが多い。で、先日も友人達で撮ったコスプレ写真を見せてくれた。『ONE PEACE』と『ハチミツとクローバー』『NARTO』のコスプレって辺りがイ…

先日は葡萄酒だった

先日は、忘年会であった。 友人達とイタ飯屋で飲んだ。飲んだと言っても友人Mが一方的におごってくれたんで申し訳ない。しかしウマーであった。 特に葡萄酒。聞いたことがないような激しく旨いおされ味のおフランスの白と「セッラルンガ・ダルバ」とかいう…

『百万遍』花村萬月 アウトローな花村の自伝小説

花村萬月が自伝小説を出してたってんで読んでみようと読んだ。百万遍 青の時代〈上〉 (新潮文庫)作者: 花村萬月出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/08/29メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (9件) を見る百万遍 青の時代〈下〉 (…

ワーキングプアの番組を見ていた。 出口無き状況下に置かれた人々の話が重くて頭が痛くなった。 なんつーか、石油は値上がりするわ(島のガソリン代なんか本土より高くて190円ぐらいらしいですよ)それに加えて消費税を上げるとか保険料が上がるとか、しかも…

アメリカのカトリックは馬鹿か?

なんとなくこんなニュースが目に付いた↓ ▼映画『ライラの冒険』は無神論:北米カトリック連盟がボイコット運動 http://wiredvision.jp/news/200712/2007120720.html 今年もホリデーシーズンが始まったが、12月7日(米国時間)に劇場公開のアドベンチャー映画『…