ルイス・バラガン

世界遺産になっているらしい。びっくりした。
モダニズム建築の中でもかなり大胆な量と質。色彩をもちいた建築家だけど、シンプルな家がカッコいいのである。
http://www.t3.rim.or.jp/~u-minami/class/sisatu/balagan/balagan.html

カーサ・バラガン

カーサ・バラガン

人工的な直線の空間が外界の自然を切り取る様は日本の茶室にも似た宇宙観があってすこぶるよい。真似してわが島の家も改造したくなるけどね。そんな¥はないや。
ただ自然を鑑賞するには直線だよな!!!っていう考え方は私も同じである。借景には額が必要。家は額縁になる。自然を家のインテリアに取り込みたいなら家はシンプルにするのが一番でございますね。モダニズムの形状というのは実は自然に溶け込みやすいということをバラガンは教えてくれる。


にしても居間に飾る絵をどうするか考えないといけないんだけど。3m半もある壁がコンクリートむき出しって流石に殺風景過ぎる。画家の癖に自宅のメインの壁を放置してるってのもな。
個人的にはロスコみたいなシンプルなんが好きなんだけど、自分の絵としてはそういう方向は描かないんでルソーじみた幻想絵画でもいいか。しばらく題材に悩もう。