別れ

某ブロガーさんちの猫が死んだそうだ。そのことを考えていたら眠れなくなった。
病院で付き添っていた時の光景を淡々と書いていらして、それが逆になんとなく辛そうな風景が浮かんで来る。昨年のカナも日に日に弱っていったので、その不安な気持がなんとなく判る。
春がもうそこに来ているのに。その前にいなくなってしまった。それが例えちっぽけな存在でもその存在が生きた場所が心の中にある。その存在が居なくなるというのは、それは辛くて悲しい。共にいたその時間の長さぶん、悲しい。
犬もネコも命が短いから確実に別れの時が来る。身体に耳を当てると鼓動が速い。人間よりも速く生きて、死んでいく。