ルルドの水で飯を炊く?

カトリックキーワードをなにげに眺めていたらこんな話をみつけた。
○turumaの武勇伝
http://d.hatena.ne.jp/turuma/20060212
んん〜、これは
→どっかの芸能人がフランス旅行してルルドに立寄りそこのお水で飯を炊いたという話。
 ブログ主さんはムハンマド問題に絡めて涜聖ではないかと怒っておられる。どうやら少々おふざけ的な扱いだったらしく、まぁしかもテレビ朝日という組み合わせ。思想的に宗教を侮蔑していそうな処だから余計に腹が立ったのかも。

だが、なんとなくルルドの水でご飯を炊くというのはどうなんだろう?日本人としてはご飯は大切なものなので、ももももしかしたら旨いかもぉ〜。とか思う気持もなんとなく判る。それにルルドの水はもうだばだばあるわけで、ふんだんにお水を使って美味しくいただいてくれるならそれでいいじゃないかなどと思う。しかしもともと、ルルドにあんまり興味ないというか、ユイスマンス繋がりと大衆信仰のあり方という観点で興味があるだけなので、水について実は信仰的側面ではそんなに思い入れのない私がそう思っても説得力ないか。そういやカナが具合悪い時、師匠にもらったルルドの水かけたけどあんまり効果なかったですよ。やはり「信じる」ということが大切なようだ。信じている人には奇跡があるだろう。
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で、もしかしたらこっち↓のほうが涜聖ではないかなどと思ったり。

ベルルスコーニ首相は現代のキリストか?
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081139857973.html
→ローマ 12日 ロイター] 最初はナポレオン、今度はイエス・キリストだ。

イタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相が、自分を両者と比較した。政敵たちからは非難の
大合唱が起き、連立政権のパートナーたちですら驚きの声を上げている。
 11日夜に行われた支援者との夕食会の席で首相は「私は政界のイエス・キリストだ。忍耐強い
犠牲者となり、どんな相手でも我慢する。みんなのための生け贄になっているんです」と言った
という。
  左派のジュゼッペ・ジュリエッティ議員は「神と父とイエス家の家族は、あまり喜ばないと思
うな」と冗談を言った。
 共産党のマルコ・リッツォ議員は「グロテスクな比較」と切り捨てた。
 連立パートナーのピエールフェルディナンド・カッシーニ下院議長も距離を置く姿勢を取っている。
 同氏はキリスト発言に関する感想をANSA通信社に質問され、「真剣な問題とバカげたことをごち
ゃごちゃにしたくない」とコメント。

10日、首相は、自分とフランス皇帝ナポレオンを比較し、私以上に国に貢献したのはナポレオン
以外にいない、と語った。

イタリアでは4月9〜10日に総選挙が行われ、ベルルスコーニは、中道左派ロマーノ・プロディ
氏と対決する。

ベルルスコーニってやっぱり相当のうつけ者。共産党にまでどん引きされている。