え?『ナポレオン〜獅子の時代』が大変なことに????
いやもうブログサボりまくってまして、済みません。ウンベルト・エーコの『バウドリーノ』読んだので書評書きたいとか、いち早く佐藤亜紀の『醜聞の作法』の書評書くかなとか、サミュエル・R・ディレイニーの短編を家の4次元書棚で発掘して萌えたとか、介護日記でも書いてみるかなとか色々あるんですが、何故かずっと仕事が忙しく文章脳にならないので完全に放置してました。
が、本日超ショックなニュースが流れてきたので書く。
詳細は以下に。
長谷川哲也 日記
http://mekauma.blog89.fc2.com/blog-entry-528.html#comment2167
上記の日記を読むと、どーも長谷川哲也氏の『ナポレオン〜獅子の時代』がとりあえず終了らしい。新章に入るはずだったのがそのあとはないみたいです。
ショックである。
どういう漫画かというと、これね↓
- 作者: 長谷川哲也
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2003/10/24
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 73回
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思えば佐藤賢一氏のフランス革命の挿絵仕事をしているとき、煮詰まるとこの漫画読んで元気貰ってたんですよね。なんせほとんど男ばかりが暑苦しく革命してるサトケン小説の登場人物の汗臭さ、漢臭さをもっとも手早く脳内に視覚化させる為にはハセガーテイストが最適化されていたのですよ。イメージトレーニングに最良。つまりわたくしにとってこの漫画はサトケン仕事のときの座右の書でございました。
もうね、作品が進むごとにどんどんと壊れていくおっさんたちの暑苦しい感じが大層宜しゅうございましたのに。
戦争を美しくなく泥まみれにぐちゃぐちゃとどこかどうしようもない感じに描くというあたりも大層素晴らしかったんですが、どーしてこの素晴らしい作品が・・・・。これ完結されないと国家的損失ぞ!
いずれどこかで再開してくれないかなぁ。
コアなファンがけっこういたと思うんですよねぇ。。。
参照↓
http://togetter.com/li/81435
ツイッター上の阿鼻叫喚
私の周りにもファンは多いのでがんばっていつか再開して欲しいと思いますです。。。
しくしくしく。
ええと少年画報社さんの気が変わるかもしれないので皆さん今からでも遅くはない。漫画を買いましょう。世界史のお勉強にもなりますよ。