乾燥注意報な島で火事 お客さんと飲んだ

乾燥注意報が先日からずっと島に出ている。アジアモンスーン固有の湿気の多いこの島で珍しい。日本全国そうみたいだが、島はこの時期はもう亜熱帯的なほどよい湿度でお肌も活き活きになるはずなんだが、今年はカラカラしすぎ。肌が突っ張って仕方がない。
まるでイタリアの保養地みたいな具合で、爽やかにトロピカル。

そんな乾燥した島の午後、サイレンが響き渡った。
何事かと思ったら「××で出火、消防団の人は至急現場に行ってくれ」という放送。島ではどうも消防団員は普段は畑やったり漁していたりなにかと島中に散らばってるようです。放送後すぐにサイレンがあちこち移動していくのが聞こえた。しばらく後、無事消し止められましたと放送。
うちの島はすこぶる小さいんで、現場にすごく早く駆けつけられてしまうのだな。すごいなぁ。渋滞なんかないどころか下手すると車にすらすれ違わない時もある。たまに歩く速度で走ってる車もいる。これじゃ牛車で充分だ。

で、昨日から島にお客さん、がいらしている。母の知り合いがみえたんだな。なにもしなくていい島でほんとになにもしないでいるとのこと。10時間も寝ちゃいましたよ。とおっしゃっていた。土佐の人だということで酒に強い。酒ばかり飲んで幸せだそうです。何故か持っているカメラがCONTAXのT3だった。今どき、マニアじゃなきゃそんなフィルムカメラで、しかもCONTAXなぞ持ってないぞ。それで吠えるミモザを撮って帰っていった。
あとで母に聞いたらキタムラカメラというとこの社長サンだった。なるほどカメラ屋さんならマニアックである。