テレビ様とブルーレイの箱を買いに行った
今日の首都、キャピタルシティ東京は生暖かかった。小春日和を通り越して春真っ盛りな温度で気持ち悪いくらいである。
そんななか、秋葉原にテレビ様とブルーレイとやらを見ることが出来て録画もできるという箱(正式名称はBlu-ray Discチューナーとかいうようだ)を買いに行った。液晶テレビで「地でぢ」とか言うヤツを見れるの。
ぱそも買えない下流の癖に生意気だと思われるだろうが買ったのはわたしではない。母である。母はハイテクなど判らないので「ついて来てくれ」というのでただの小姓役である。
我が家は電化製品は壊れるまで使う。壊れて白黒画面になっていてもみることが可能な限り使うのでつい最近まで中学三年のときに我が家ではじめて買ったカラーテレビを両親が部屋で見ていたりした。(25年以上使ったということだな)流石に数年前廃棄した。
そういうわけで我が家のテレビはまぁブラウン管のテレビで、当然であるが地デジには対応していない。それなのに家人がテレビの仕事をしているので、地デジのチューナーを試験放送時から購入して持っていたりするのでなんだかアンバランスな状態であった。両親は地デジ放送をまったく生かしてない映像でみていたりするうえに煩雑すぎて最後はもう地上波しか見ていなかった模様。
最近になって父がボケはじめて、映像を愉しむにしても「もう認識しなくなるかもしれないな」に秒読みが入ってしまったので、いきなり母が「お父さんが元気な間に美しい映像を見せてあげたい!」などと言い出したのである。ついでに持っているDVDが観れないことも不満であったようだ。
・・・ということで秋葉原に行ってきましたよ。
秋葉原は、先日、首都に出てくるといつも寿司を食わせてくれるというすこぶる奇特な友人と一緒にお出かけまして「ディープな秋葉原」とか言うのを紹介してもらいましたが、そっち方向はやはり知識ある人と行かないと面白くないですね。わたくしと母が行っても?というだけで終わりそう。なのでわたくしはヨドバシしか行かない。カメラの修理も頼んでいたので、まぁお出かけには丁度よかったのです。
テレビ様の大きいのも安くなってますな。
我が家の居間はファミリーサイズというかそんなに大きくないんで40型以上のテレビなど買ったら邪魔な上にアナウンサーのでかい面を拝んで気持ち悪くなりそうなので32型か37型にするように言っておいた。37でもでかいと思うんだが・・・お店の人々の話では最近の人々は我が家の居間のサイズでも平気で40型とか置いているらしい。へぇ。ちなみに島の田舎ゆえに無駄な空間な広さだと50型とか置けるということだが、動くものが映っているのがそんなでかいとたぶん嫌だと思う。現に展示されている映像を見ていたら40型でも酔ってしまった。
29インチテレビを変えるという感じなんで37ぐらいが一番お手ごろサイズかもです。
ところでDVDなんですが最近はブルーレイとか言うのが主流なんですか?よく判らないんですが地デジとかいうのになったら情報量が多くてDVDでも容量が追いつかないとかいわれたんですが、わたくしの脳みそ文明はDVD止まりであるので、ブルーレイとかいうのは、なにやら今まで出遭ったことのない未知の文明、謎のオーパーツというイメージであやしからん物体である。
はじめは「DVDを再生したいだけ」などといっていたので、それならPS3とかでもいいじゃん(わたくしが欲しいし)と思ったんだが、流石に親を騙してゲーム機器を買わせるのもなんなのと、途中から「やっぱ録画もしたいかも」などと言い出したので、結局、謎文明を購入した。テレビ様ポイントで安く買えた。
しかしブルーレイってほんというとどうなんですかね?青線。
ブルーレイ買ったポイントでついでにジューサーも安く買えたのでお得であった。
かくして今日は低迷する日本経済と日本の家電会社に貢献をして帰ってきたのである。
しかし、母はこの歳になってもまだ仕事をしているので比較的裕福である。今年パソコンが買えずに諦めた下流なわたくしとは全然大違いである。偉いなぁ。