下田一貫氏に会った

今日はガッコにイラストレーターの下田一貫さんがいた。うちのガッコの派遣社員(非常勤講師)である。下田さんというと、パルコの壁画描いていたり、ザクトライオンのCMアニメーションしていたり、『噂の真相』の表紙画を描いていたり、ヨージヤマモトと仕事してたりという、バリバリの大御所イラストレーターさんです。子供のころにこの絵見たことあるよってな人も多いと思う。

で、お昼に例のJR東日本革マル派に乗っ取られたよ本の話をしていたら、下田さん、なんと60年安保のときに国会に突入したデモに参加していたり、その後も色々デモ活動していたり、芸大生があまりにもぼんやりしているのでデモに狩り出したりしたとかいう話をしてくれましたです。

で、そういう活動家なら島でお世話になってるげいじつ家でイタ飯屋のN夫妻(同じく安保の活動家)を知ってるか?と尋ねたら、お慶さんのやっていた「ろくでなし」というBarに行ったことがあるよとか、ママさんやっていたお慶さんを覚えているとかいう話になって、世の中、狭いなぁとちと思ったのであった。まぁ、N夫妻の顔が広すぎるのかもしれないけど。

ところで、かつてトロキツストで活動家だったからと言って今もそうとは限らないということはある。

ネトウヨの人々の中にはそういう過去を洗って今も危険視するのがいるけど、かように生きた事例が大量にまわりにいるのでよく判るんだが、今となっては、のほほんとして「活動って、ああそういう時代もあったよね〜。若かったなぁ・・」みたいな人も多いです。
あと、そういうスタンスだったはずが、ネトウヨみたいなこと言い放つ人もいたりするので驚きますが、実は安保闘争の「アメリカ嫌い」はナショナルな精神から発していたって人もいるようです。なので現在は中国をボロカスに言うとか、「ケンポー九条?なにそれ?ぺっ!」みたいな闘争型トロキストもいたりする。
左翼方面も色々いますな。