弱者救済とかの話の徒然

下の文書は昨日13日の文書なんだけど書いている間に日が変ってしまったんですな。日付変更時刻の設定を変えないと。

ところで昨日は下記エントリの通り、大変な思いをしている方々について考え、我がカトリックギョーカイのよびかけ文書を貼り付けたのはいいんだが改めて読み返しているうちに腹が立ってしまったという。まぁ、われながら、困った流れになってしまいましたですな。謙遜の徳は身につかんものです。

そもそも社会における貧者の救済活動は宗教団体の十八番だったのに、いまやそれらは政治政党団体の活動の場に変じてしまったわけですな。過去はまぁ黙々と貧者の為に救済してきたというのは、伝統宗教団体のどこもがやっていたんだな。信仰の実践の場としてみたいに。
仏教なども昔は寺子屋経営とか、貧者救済活動とかしていたのは歴史に記されてますな。

だからイデオロギーとか関係なく宗教の本質はそういうことにもあるんだけどね。

で、政党政治家が入り込むといきなり貧者の救済が目的の場が政党政治の場になってしまうってのはまぁ仕方がない。経済問題で対立したのが資本主義と共産主義だし労働問題とかは焦点ですからね。しかし、デモなどでけんぽー九条などと言ってるのがいたりしたらしいですよ。いや、流石にそれは今、かんけーねーじゃん。こういうことするから、左っかわの団体さんは信用なくすんだよ。

・・という話がネットに出てました。田中康夫がどうやらそういう話をしたらしいということでブログ界隈でもあちこちネタになってましたですね。この話を巡って中には「田中氏が実は統一・・以下略」なんて話まで飛び出していましたが、まぁ弱者救済でケンポー九条主張は流石にないだろうという話に特化するなら田中さんに同意はしますよ。

でも、労働問題に関しては左っかわの人々のノウハウとかはやはり先んじてはいると思う。とはいえかつての旧自民党政治ってのは労働雇用の創出を土木事業をすることで賄っていたのだが、このツケが今頃来てしまった。
正直、ハコモノ行政というのは雇用の創出、産業の発展の方法論を長い目で全然見ていなかったわけなんだけど、労働者の失業対策的な発想を持った人もかなりいたわけで、大きい政府で国家事業を起して国民を養う的な、つまりまぁ実はかつての自民党社会主義政党だったんだな。

今、それが小泉さんによって改革されて資本主義化してしまったんで、自民党内は目下分裂中か。

どうなることやらわかりませんが、みんなで乗り切らないと。