昨日のメディア批判記事のおまけ。

昨日の記事はかなり言葉足らずだったかもしれないな。読み返してそう思ってしまいましたよ。

http://d.hatena.ne.jp/antonian/20081113/1226592142

記事には色々コメントくださった方がいて、概ね同意なんで、ついでにいつも巡回してるブログの賛同した記事とかもご紹介しておきますね。
「メディア報道よりブログ記事のほうが為になる」の例。つまりこれらの方々の指摘によってわたくしなどは「たもがみ問題」の危機意識がより明確になっていったのですな。テレビ見たり、文春とか読んでもあまり持てなかったのに。

玄倉川の岸辺
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/3c35703c9857e3474960892a672f552e
■無能な働き者

なかなか鋭い指摘。思わず膝ポンした。
こういう方向性からもっとメディアは批判を深めた方がいいと思われなのです。


○木走日記
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20081101/1225530784
■[政治]田母神航空幕僚長更迭〜自衛隊法61条違反の疑いがある政治献金行為はなぜ不問なのか?
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20081112/1226463588
■[政治]自衛隊の被統治能力・ガバナビリティが落ちているのではないか 13:1

木走さんはいつものようにメディア報道の不備を突いて来ています。前者のエントリではメディアが見落としているのを拾ってみた例ですが、後者のエントリではProdigal_Sonさんがコメントで指摘している「こういう状況を「軍紀の乱れ」と言います。」の部分の説明になってますね。
かなり参考になりました。

結果として、たもがみさんが「言論弾圧〜!」の方向に行ってしまった報道のあり方もまた危機意識持った方がいいと思うのです。ざっと最近の動きを見ると田母神さんが言論の自由の問題を主張してるほか「歴史再教育」を政府が行う等の方向にどうやらいってしまっているようなのですが、こういう方向にいってしまったのは「けしからん」報道から出て来てしまったんでは?と思いますよ。問題はそこじゃない。そのことをもっと伝えて報道してった方がよかったんでは?と思うのではありますね。
政府は自衛隊員に「日本における軍隊とはナニか?」を再教育したほうがいいんじゃないか?

にしても「トップに立つ人が語ること」とかいうのもけっこう難しい問題で、倫理の側面的な要素も強い。実のところけっこうそこんとこのわけ方が難しいなとは思います。

とにかく、昨今は倫理が五月蝿い社会で、倫理憲兵化するメディアがすごく怖い。

たもがみさんのじゃないんですが、広島知事問題で。

○uumin3の日記
http://d.hatena.ne.jp/uumin3/20081112#p1
■形を変えたトロッコ問題

uumin3さんも最近の報道憲兵のあり方に問題を感じておられるようです。