台湾から離れられない台風13号、いつ気が変わるのか不明

FF12はフィールドが3Dで広く、崖にタマに宝箱なんぞがあるので崖に沿って歩いたりしていたが、台風13号シンラコウたんは台湾沿いに歩いて宝箱ゲトしようとしている模様。鄭成功が隠したかもしれない最強の矛は見つかるんだろうか?鄭成功が攻めたゼーランジャ城は台南だと思うけどね。そこまで行きそうな勢いである。

なめつくすようにして台湾海岸沿いをいく台風13号台北市民は大迷惑。もっとも、台風慣れしている台湾の人々は台風の目に入った途端にあれこれするらしい。島人も台風の目が入ったら飛んでったものを回収しに行ったり、畑を見に行ったり、閉まってる店を開けてもらって買い物したりするそうですよ。台風の目の時間を計算して動くのですが、計算間違えて酷い目に遭う事もあるらしい。しかし、2日間まるまる暴風域に入ってしまった与那国や石垣。あの強烈な暴風の中、怪我人は2人だけという驚異的な台風への慣れっぷりである。未だ停電している家屋が1000戸以上だそうだ。
日本から離れて行った性か沖縄のNHKは速報体制は終了していた。コロニアリストな薩摩のくそ「篤姫」なんかどうでもいいんだが、これをクリアに見せようという腹か?この番組辺りから終っていた気がする。鬼畜な支配者、薩摩藩マンセーのドラマなんぞ琉球人は怒るかもですよ。特に奄美でこれ見てる人いるんだろうか?
とにかくまぁ行っちゃったんで報道も少なくなって、ついでにどんどん大陸に行ってもらいたいんですが、72時間予報ではターンして戻ってくるのは相変わらず。
こういう戻り方って無理そうかと思うが過去そういう変な動きをする台風は意外とある。2000年以降の台風記録で集めてみた。

途中で気が迷っている台風11号2002年

先島辺りに辿り着いて迷った揚げ句消滅した台風19号@2000年。
因みにこいつの名前はYAGIだ。ヤギ台風な。

迷走しすぎて自分でもどうしていいか判らなくなっている台風16号@2001年

こういう風に進路がおかしくなる台風というのは存在する。最後のヤツは島的にかなり迷惑である。
それに引き変えこういうのは賞賛に値するな↓

まっすぐな台風8号@2006年。思い切りがいいですよ。

やたら気の長い台風二つ。


上は2000年14号。かなりの長旅である。東シナ海で発達エネルギーが尽きた模様。衰弱してからも温帯低気圧かなんかになってだらだら移動していたようだ。
下は我が島を襲って酷い目に遭わせた忘れもしない台風18号@2004年。この時、我が島や沖永良部などは大変な被害(家屋の倒壊や漁船の破壊)にあったのだが、こいつが日本海を北上し北海道を襲ったのでそっちのニュースばっかりやっていた。島々は被害受けて当り前だろ的な本土の冷たさを初めて実感した台風であった。このあと来た台風23号は勢力なんかクズみたいな台風だったのだが、バスが水没するという事件があり、有名になっていた。
与那国を襲った今回のシンラコウたんも忘れられるんだろうな。というか本土はどれだけ大変か理解してないかもです。沖縄のNHKと鹿児島のNHKでも情報量が全然違うので、まぁどんな具合かってのがそもそも情報がなさげですね。目と鼻の先にいる沖縄で台湾の情報が入らないのと同じ。近いのに被害状況が全然つかめないですね。

上記の台風資料はデジタル台風というサイトのアーカイヴからです。過去台風の記録面白いですよ。思い出の台風など探してみてください。おそらく日本で一番資料が充実した台風記録サイトだと思います。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
リンク集も便利。中国の気象台のサイトもある。中国気象局によると「森拉克」というらしいよ。
http://www.nmc.gov.cn/index.html
この中国気象局中央気象台のサイト、昨日まで台風情報がトップページに無かった気がするんですが。随分探し回ったよ。台湾島を自国のものとしてるわりには「台湾省」に冷たくないか?