身動きとれずにストレス溜ってる台風13号の風速がすごい

昨日から先島諸島で足踏み中の台風13号シンラコウたん。もういいかげん動きたいのに高気圧に阻まれてにっちもさっちもいかないストレスが溜っているようだ。中心気圧に比して風速が異常。波照間や与那国では私などは見たことがない風速になっとります。

依然速度が遅くほとんど停滞気味。
そういう中で与那国の風速はというと、
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-94017.html?groupCode=65&areaCode=219
1時 38
2時 34
3時 35
4時 32
5時 40
6時 43
7時 33
8時 35
9時 32

風速というのは30を越えると相当すごいことになる。うちの島で体験したのは沖永良部での記録で35ぐらいのだった。これらは「最大風速」で、「最大瞬間風速」ではない。こんな数字での最大瞬間風速は65とかいってそうです。といっても、与那国の過去統計を見ると、気圧のわりに風速が強い記録が多く、気圧計がおかしいんじゃね?とか一瞬思いたくなる。たとえば2003年に宮古島を襲って電線の鉄塔が倒壊するなど台風慣れした宮古の人ですら恐怖した台風14号は912ヘクトパスカルぐらいであったが、記録での最大風速は40は越えていない。
設置個所が風に晒されやすい場所にあると風速記録があがりやすい傾向はあるらしく「室戸岬のは設置個所位置が高いから風が強いんだよ」と誰か教えてくれた人がいましたです。うちの島でも設置して或る街と反対側とは風の強さが違っていることも多い。昨日ぐるっと島を1周してみたが、台風による風が南や東向きなので、南側の風の強さは酷かったが、風下にあたる西にあるうちのほうは風があんまりないんで、え?台風来てるの?マジ?とかいうような穏やかさであるよ。
それでも与那国の過去統計からみて40台はやはりすごい部類の台風かも。そういうわけで、この台風、中心気圧は実はもちょっと低かったんじゃまいかとか思ってます。どうだろうか?

ちなみに宮古島を恐怖に陥れた台風では最大風速60というのがあり、この時の最大瞬間風速は80越えてたようです。うげー。恐い。

未だ与那国は暴風圏の中。いつ脱するか心配ですがそろそろ台湾も警戒領域に入って来たようで、台風迎え体制に入り、お店やさんや会社なんかもお休みに入ったようですね。

うちの島は昨晩は雷。島の反対側や海に落ちる稲妻が美しかったのでみほれていたが、祖母がいる施設の回りで暴れていたらしく、実家に祖母から「雷が近くに落ちて恐い」と電話が行ったらしい。「恐がるほどの雷とはどんなもんだ?」と聞いてきたが、実はたいした事はない。関東は雷多いよね。関東での雷体験のほうがすごいのが多い気がしますよ。

◆◆
Σ(゚Д゚)ああっ!いつの間にかまた島が暴風警戒域に入れられてる!!ひどス。

つーかこの速度で来られた日には、18日に横浜行けるのかよ?という感じな悪寒。

◆◆
Σ(゚Д゚)ああああっ!なんだよこれっ?!!もっと大変なことにっ!!!!!

15時発表のだともっと島に近いとこに来てるじゃないか。しかも・・・

<15日15時の予報>
強さ 強い
存在地域 東シナ海
予報円の中心 北緯 27度10分(27.2度)
東経 123度35分(123.6度)
進行方向、速さ 北東 ゆっくり
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
予報円の半径 300km(160NM)
暴風警戒域 全域 410km(220NM)

・・・とかって、結構まぁそれなりには強い。。_| ̄|○
この台風、気圧のわりに風強いから信用出来ないし。よしずを早めに片づけないと駄目か。

実は東シナ海の海水温は28度。台風が再発達するかもしれないよな温度である。東シナ海で発達した台風が北上していくと下手するとコースによっては18日に関東かもなのですよ。