いきなり熱低

明け方ものすごい突風が我が家を襲い、ほとんど野外状態の居間ではあらゆるものが飛んでいた。
朝起きて、天気図を確かめたら

これだ。

島の目と鼻の先でいきなり熱帯低気圧が発生していた。
おぎゃーと産まれた台風の卵であるが、こいつがここで停滞し、すくすくと成長なんぞすると台風になったりするかもしれないので恐ろしいのである。
島は日曜の夜から気圧の谷間に陥り、天気は荒れ気味ではあった。そして予報によるとそのうち晴れるよ〜みたいなはずだったのである。そういうわけで台風対策などナニもせずにいた。台風が来たらヨシズを取り入れたり、雨戸を打ち付けたり色々しなくてはならないのだが、これが結構な労働で面倒くさいのである。しかも風が強い中でこれを行うと死亡フラグである。なので南海上で台風が発生すると進路を見極めながら行動を決定するのだが、こんな急に目と鼻之先でいきなり熱低になられると、その後の進捗が読めない。
熱低は現在我が家の前の海の北方方面で雲の巣を形成中である。
熱低が育つのを庭からぼけっと観察するのは面白いのだが、台風になるならなるで家屋状況もそういう体制にシフトするのだが、いまのところ晴れていたりするしで、台風まで成長するとも思えないし、困った睨み合い状態である。

発達中の熱低写真↓

じわじわと怪しくて黒い雲が広がっていますが上空は晴れている。あと数分で雨がくるなという感じ。
雨のカーテンが雲の下にあるのと、海の色が白く霧立つので雨足の位置が判る。これが水平線の先から水面をじわじわと近づいてくるのを見るのが好きなのだが、台風はいやだよねぇ。

スカスカなくせに巻きだけは忘れない熱低

ずっとこの位置から動かずぐるぐる回り続けているようですよ。ハムスターみたいなヤツ。お陰で晴れたり雨降ったり突風になったりで落ち着かない。
発達しているのかどうか判らないんで気圧計が欲しい。