島猫日記 島猫は養子に行った

既に我が家の一員みたいな気分になってトイレも作り、ご飯場所もしっかり確保していたが、やはりこんな関係をズルズル続けていてはいけない。未来のない愛は刹那的に終わらす方がお互いの傷が少ない。とっとと別れるがよい・・・って違う。まぁちゃんと里親を見つけるのが義務だよね。

そういうわけで思い切って、猫エキスパートな知り合いのおば様ん家に相談に行った。そこの家の猫は何匹いるか知らないんだが多い。そして次々子供が産まれるので、猫が欲しい人は其のおばさんとこに行く。そんな猫おばさんである。
猫ー名前はまだないーは名前が無かったんでミュゥミュゥとか、ミャンカとか呼んでいたーは其のおばさんの見立てによると♂であった。素人判断で勝手に♀にしていたが、犬の♀と同じとこにあるからわかりづらいんだな。

おばさんちの猫とものすごく似ていて、うちの猫かと思った。などと驚いていた。確かにそっくりである。目が同じように青く、島の海色である。ふにゃふにゃした毛は白く、尾っぽの先がちょっと茶色の猫もいる。すこぶる美猫である。ミュゥミュゥ(仮名)が大きくなったらこうなるの見本である。そこの家猫も子供を産んでいて、その子猫の目は群青色、深いブルーアイという不思議猫であった。
で、おばさまは知人から「雄猫が生まれたらちょうだい」と予約されていたのだが、産まれた子猫はあいにく♀。そこにうちのミュゥミュゥ(仮名)が来たので、丁度よかったといってくださった。
お陰様で里親の問題は無事解決した。
ミュゥミュゥ(仮名)がおとなしくて人馴れしているので飼いやすいだろうとのこと。加えて年齢的にもトイレもきちんと覚えてるし離乳済みなんで楽だと思う。
大事にされるといいなと、未練が起きないようにおばさんに預けたままずらかったです。
帰ってきたら猫がいないことにカナが微妙に不安顔であったが、まぁそのうち慣れるであろう。

そういうわけで、全世界の猫な方々、猫仲間にはなれなくて正直すまんかった。
色々アドバイスしていただいて感謝であった。

猫は飼い易いと気がついたのでいずれ飼うかもしれないですが、島犬達がいるうちは島犬達に没頭します。