四川大地震関連

チベット問題と関係していくか判らんけど備忘として。

一日一チベットリンク運動/Eyes on Tibet

■各地伤亡汇总(实时更新)_新闻中心_新浪网
http://news.sina.com.cn/pc/2008-05-13/326/651.html

●各地伤亡汇总(实时更新) 最后更新时间:5月14日09时01分
全国 :汶川地震死亡人数超1.2万人(更新)
四川 :死亡12012人,7841人失踪,收治26206人

广元:死亡700人 400多学生伤亡
汉中 :死亡35人

地震被害状況の速報
漢中も被害に遭ってるではないですか。漢中の人々には歓待してもらったんだな。おかげで漢中は思い出の中のいい街になっている。ウイグル人なども住んでいたのか、イスラム寺院があって、父が参拝したいというんでそこに連れていった。少数民族が頑張っているのに感銘したのか寄付をしたいといい出したので同行の人たちでささやかな寄付をして帰った記憶がある。広元も行ったんだが700人も・・・。昔、外国人がほとんど来たこともない街とかいっていたが、やたら人が多かった記憶があります。
中国の町は建物がほとんどれんが造りなんだが、学会は土木学会ので、わたしは親父のオブザーバーでいったんですな。ですので同行者はみんな土木の専門とか地理の専門の学者ばかり。故に土質や地盤とか、建築構造など一目見ては寸評を加えていたわけだが、あの辺りの建物を見て「建築構造上危険である」と評していた。塀一つとってもただ煉瓦が積んであるだけで「地震が来たら怖いぞこれは」などと言っていた。うーむ。あれから十数年経った今はどうなっているかは知らないけど。以前の危険な建造物も大量にあったと思うのです。
・・つってたらこんなニュースも

四川大地震:「校舎ばかり手抜きでは」質問に当局否定
http://mainichi.jp/select/world/chinaquake/news/20080514k0000m030166000c.html
【北京・西岡省二】中国・四川大地震で相次いだ校舎の倒壊について、13日に北京で行われた民政省の記者会見で中国紙記者が「報道で倒壊した政府庁舎を見ることはない。校舎などの安全対策を強化するのか」と質問。当局側が「倒壊したのは校舎だけではない」と釈明し、手抜き工事で被害が拡大したのではないかとの疑いを否定する一幕があった。

 中国では、地方政府が競って豪華な庁舎を建設する一方、学校など住民に身近な施設については業者と役人の癒着で建設費を低く抑える「豆腐渣(とうふさ)(おから)工程」が社会問題化している。

 今回の大地震では、四川省都江堰市で中学校が倒壊し、50人余りが死亡したほか、約900人が生き埋めになっていた。同省綿竹市や北川県、重慶市梁平県でも校舎が倒壊し、犠牲者が出ている。

「豆腐渣工程」に思わずブクマ。

にしても刻々と死者数が増えている。被害が拡大している。というか死者が発掘されていってるといったところか・・・。
地震大国であり、地震対策に神経使ってきた日本に住むものとしてあの神戸の震災や中越の震災の時の状況から、被災者の救援が迅速を旨とすることを痛いほど知っている。そしてその後のケアなども大変であることも。

チベット少数民族の住む地域は特に山間部で連絡が取れない状況らしい。

チベット「状況わからず心配」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080513/dst0805132133013-n1.htm
四川大地震震源地、アバ・チベット族チャン族自治州●川(ぶんせん)県は、四川省北部に位置しチベット人などさまざまな民族が混在して居住している。同州のほかカンゼ・チベット族自治州などチベット自治区と接している四川省北西部にはチベット人が住む町が多い。被害が伝えられている成都でもチベット人が多く暮らしていることから、日本国内の関係者は騒乱に続く同胞の安否に不安を募らせている。
 「どういう状況になっているのか。まったく情報が入ってこない」。東京都新宿区のダライ・ラマ法王日本代表部事務所では、焦燥感を募らせる。同事務所によると、四川省内では厳しい取り締まりが続いてきた。地震に乗じた騒乱警戒と称して、当局がさらに厳しい取り締まりに乗り出す恐れもあるが、「今はインドからの情報を待つしかない」。
 チベットに詳しい大谷大専任講師の三宅伸一郎氏によると、●川から北へ約100キロの松潘(しようはん)を境に、チベット人だけが暮らすエリアとなる。さらに北部にある九寨溝は観光地として有名だ。三宅講師も「九寨溝がどのようになっているのか情報がなく心配だ」と情報不足を指摘している。
 チベット文化研究所名誉所長で、桐蔭横浜大学大学院教授のペマ・ギャルポ氏が確認したところ、●川では大きな被害はなさそうだという。都市部に被害が集中したとみられ、「成都の親戚(しんせき)とまだ連絡がとれない」と不安な胸中をのぞかせた。

全然関係ないけど、ベマ・ギャルポさんは実家の近くにいるんだな。桐蔭って山奥にあるんだよね。んで昔は狩猟地帯で「流れ弾注意」なんて看板が出ていたよ。
そういうわけで我が家の辺りをして「横浜のチベット」などと浜っ子に言われとった。「チベット」ってガキにもそういう認識だったんだな。人も通わぬ山奥。四川の被災地はそういう地域にあるようです。中越地震の時も山間部の被害がどれほど大変なのか我々は知っているが、そのスケールが遥かにでかくなった中国の山地。チベット自治政府の人々は同朋のことを考えてとにかく不安だと思うのです。