地獄の季節

それから梅雨が・・あの白痴のぞっとする高笑いを持って来てしまった・・・・。


あぁ。島の梅雨は凶悪だ。
そんなことは去年散々書いたからみんな知ってるだろう。

水平線に溶け合った水気を含んだ暗雲。
鉛色のそれは、黴と、腐った魚のごとき匂いをまき散らして、島生活をどよ〜んとしたものにする。
島で一番の地獄の季節。
それはあのからからに乾燥した、重力を感じる太陽光線の夏
サンゴ礁に砕ける浪と、吹きすさぶ風の音しかしない冬の
あの陰うつな季節すらいとおしくなるほどの、
島の梅雨。

つまりナニが嫌かって、洗濯ものが乾かないんだ。

部屋干し専用、かび臭い匂いカットね♪の洗剤で洗おうが
ベビー石鹸のような柔らかい匂いに包まれますよ♪の柔軟剤で仕上げようが、
服は・・・タオルは・・・秋葉の古典的オタク的スメルと化してしまう。

・・・・というわけでここ数日は臭い。
手術の所為で体臭が臭くなったかと思ったら洗濯ものの所為だった。たかだか数週間の為に乾燥機など買いたくない。あっという間に乾く島太陽の季節が来るまでの辛抱だ。

早く梅雨終らないですかね。