昨晩、わたくしの大学時代の恩師がメールをくれた。
「多発性骨髄腫」であることが判明したそうだ。所謂血液の癌であり、つらいことではあるが生存率の低い病気だそうだ。調べてみると3年から5年で亡くなる方が多い。最近はどんどんと医療も進んでいるので新薬の開発も登場している病だそうだから、以前の医療データではわからぬとはいえ、ショックであった。

私の絵の先生であり、絵を描くという人生がどういうことなのかを教えてくれた人でもあり、出来の悪い私のような生徒でも温かく見守ってきてくださった、これからもその背中を見ながら教えていただきたいことが沢山ある師なだけに戸惑っている。
仏教の僧侶でもあり(かなり生臭なのではあるが)しかし他者へのまなざしのそれはやはり聖職者固有の温かさを持った人だ。だから私ののように不義理で駄目な弟子も最後まで見棄てず、常に声をかけてくださる有難い方である。
絵ばかり描いていて引きこもりの生活をしていて、今まで描いた絵の総数を考えただけでも気が遠くなるぐらいの数の絵を描き続けている。いいかげんそろそろ余裕つくってだらければいいのになどと思ってはいたし、第一、不健康な生活をし続けていて心配をしてはいたのだけど。

なんとも、そういうわけで本日は気の重い朝を迎えたわけです。
奇跡でも祈ろうかという気になります。

◆◆
ミクミクの日記をやめてこっちに連動させてみた。
重複してるとコメント返事をうっかりしてしまうので申し訳ないし。

◆◆
BK1に頼んでいた本が届いた。早っ!!
五冊くらい頼んでいたので療養中に読むよ。
塩野さんのとか中世本とか今様本とか色々