鬼畜な定期預金

下流な癖に私は定期預金なんぞしている。突然病になった時用なんだけどね。
これが厄介である。わずかな預金の残高を見越して生活していると、むりっと全額定期にいっちゃったなんてざらである。そのお蔭で次の月の上旬はまったくの無一文という現象をしばしば体験した。預金がゼロだと落とさないとタカをくくっていたら大間違いである。入金があればすかざず落としに来る。怖いなんてもんじゃない。あれは鬼畜な債権取り立て業者みたいなもんで容赦ない。「私に餓えて死ねといいますか?お前?」とか思っちゃったりするよ。
こんな怖くてドキドキな定期預金なんかやめりゃぁいいのに、小市民な私は「病気になったらヤバす」などとやめることが出来ない。

そういうわけで今から落とされないように預金を引き出して郵貯に移しに行ってくらぁ。先手必勝だ。ふふん。