海散歩、再び

サンチャゴに旅立つ友からの電話の後、カナがもう海散歩に行きたいオーラを全身で出しまくっていたので、海散歩に行く。今日も大潮。しかも昨日より更に潮が引く超大潮。
島犬カナは昨日怪我したにも関わらず、海岸についたらいきなり張り切って海にざぶざぶである。リーフに島人が結構来ていて。外海との境界の処で釣りをしている。そこに行きたかったので、島犬カナは波打ち際で遊んでいるように言い含めて、リーフを目指す。
珊瑚が大量に再生しているところを見付ける。リーフの珊瑚はほとんどがエルニーニョで死滅したので、嬉しい限りだ。外海の波は流石に荒くて、リーフの切れ目には深い海が垣間見える。足滑らして落ちたら死ぬよなぁ。という感じ。様々な形状の珊瑚が色々あって面白い。どれもまだ子供のような大きさだけどいずれ成長して立派なサンゴになるんだろうね。
リーフまで行って満足したので浜に戻り、カナと海岸づたいにずっと歩いていく。海岸にはほとんど人がいない。黄金週間でも誰もいない。わが家の家の前は砂浜が多いんで海の収穫物=夕飯が採れないんで誰も来やしない。そのあたりを越えて更に反対側の、昨日見付けた霊場にいく。ラヴェルナ山にいる気持になるあそこ。
相変わらず神秘的で静かなところで、感動してしまうです。今度、カメラ持ってこようかな?こういう素敵なものは密やかに誰か大切な人と分かち合いたくなるですね。写真を送ったりするのとかいいかもしれない。けど、分かち合う相手がいない。せめて霊的な師匠濱ちゃんにでも。。。などと思ったけど、すこぶる朴念仁なので「これナニ?ふーん、あっそ。」とかいうなんら感動のなさそうな反応が予測されるので、やはりカメラを持ってくる計画はやめることにした。
ところで、浜には結構ハリセンボンがいてる。此奴らは魚のくせにどうも動きが鈍い。浅瀬に取り残されたハリセンボンと島犬カナが対決していた。カナの猫パンチに怒ったハリセンボンはなぜか空気を吸って膨らんでしまい、水に潜れなくなっていた。気の毒に。放置してきたけど大丈夫なんだろうか?