オタク

オタクってのは今でこそ人口に膾炙し、特定の地位を築き、カウンターカルチャーな若者の琴線に触れたりしているようであるが、しかしまぁかつては「変なひと」の代名詞だったよね。
漫画文化に精通した文筆家であり編集家でもある竹熊健太郎氏の過去の話
たけくまメモ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_82ee.html
■俺のオタク時代(写真あり)
→写真をみて、懐かしい感じがしましたので思わずコメント欄に書いちゃったんですが、いましたねぇ。こういう人。美大予備校とかに。お茶の水辺りとか新宿辺りとかにいた。しかも「新美」デザイン科か?浪人してらしたら共通の知合いがいそうだ。。。しかしまぁ、こういう風貌の人、今でもいますよ。N目さんとかどうしてるかなぁ?漫画、アニメオタクというより、ロック方面にえらいオタクだけど。ヘビメタオタクもこういう風貌の人いたしね。名前を忘れたけど、よく渋谷陽一がネタにしていた。(思い出した。伊藤セイソクだ。)
で、このオタクという言葉、実は私が高校の頃はまだなかったんですが、友人で「おたく」と呼びかける娘がいたんですよね。変な言い回しなので影で「変」と言われていたんですが、その後「オタク」という言葉の登場で、アニオタは本当に「オタク」という人称を使う。という事例が身近にいたので、その子の個性ってわけでもない、共通語なんだと知った次第。
「オタク」という呼称の出典っていったいどこからなんですかね?
SF関連とかも臭そうなんですがモデルでもあるのでしょうか?

当時のオタクに共通するのは、「宇宙戦艦大和」ネタや「ガンダム」ネタのギャグを連発し、吾妻ひでおを崇拝、SFはハインラインなんかを読み、「デューン」を絶賛していたりする。という印象ですが、どうだろうか?概ね美大などに進む人が多く、観察サンプルにはこと欠かなかったですね。そもそも、はじめに付合った人がオタクだった・・・_| ̄|○
私は当時ブリティッシュロック・オタクだったので、かなりそれ系を馬鹿にしていたんだが、その人のせいで何故かオタク文化に微妙に詳しくなってしまいましたよ。あまりの趣味の違いに、そのうちすぐ別れたけど。尚、大学時代はロックオタだったので音楽専科社の星子誠一さんにお世話になったりしたものだが、彼はどうしているんだろうなぁ。娘さんにクラプトンに因んで「レイラ」などという名前を付けていたのでのけ反ったが、今思えば、現代の親の方が凄い名前つけてるもんな。