本日のバカニュース

以前、佐藤亜紀さんがキリスト教シンパだと分ると「イエズス会士は南米で赤ん坊を焼いて食った」などとトンでもなことを言う電波な上司に悩まされた話を紹介した。
これね↓
http://tamanoir.air-nifty.com/jours/2006/02/200627.html
こんなことをほざく馬鹿たれが世にいるとは。と、くらくらしたものだが・・・・
ベルルスコーニ伊首相「共産主義者は赤ん坊を茹でる」発言
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081143488328.html

[ナポリ 26日 ロイター] 選挙を4月に控え、極左も参加する中道左派連合を相手に戦っているイタリアのベルルスコーニ首相。彼は日曜日、共産主義者には赤ん坊を茹でる歴史があると発言した。

彼は自身のフォルツァ・イタリア党集会で、「私は、共産主義者は赤ん坊を食べると発言したとして、これまで何度も非難されてきました」と発言した。

共産主義者要注意人物名簿を読みなさい。そうすれば毛沢東時代の中国では、赤ん坊を食べはしなかったが、土地の肥料にするために赤ん坊を茹でていたことがわかるだろう」

「彼らは我々が過去を重視しすぎると言うが、そんな彼らは野党が共産主義者を堂々と自称する3つの党があることを忘れている」

ベルルスコーニ首相はイタリアにおける「共産主義の脅威」にこだわりすぎているとしばしば批判されている。冷戦時代、イタリアの共産党は、西ヨーロッパで最も強力だった。

さらにベルルスコーニ首相は、「共産主義者たちが本当に赤ん坊を食べたり、それ以上に酷い行為をしていたことを立証する会議を開催することもできる」と発言。

ベルリンの壁ソビエト連邦の崩壊に伴い、イタリア共産党のほとんどは現在の野党第一党である左翼民主主義者に転じた。

しかし、そこから分離した小さな共産主義政党の数々がいまでも活動している。 そのなかで最大のものが共産主義再建党で、世論調査によれば次回の選挙では6〜7パーセントを獲得する見込みだ。また、イタリア共産主義者党は3パーセントを獲得する可能性があるという。

欧州委員会の委員長であるロマーノ・プローディ率いる中道左派連合は、ベルルスコーニ首相の中道右派を4-5パーセント引き離して優位に立っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここにもいたよ。一人、馬鹿が。
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確かに中国において過去、例えば飢饉の時にカンニバリズムが行われていたという記録はある。古代中国の民話で、「飢饉に陥った村に足止めされた旅の途上の夫婦がそこから脱出するために、妻が犠牲になり夫を逃がした。しかし夫は妻をおいて逃げたことを後悔し、戻ってみたら、肉屋の軒先に妻の頭だけがぶら下がっていた。」なんてぇのがある。この物語の主眼は「貞淑な妻」の物語なのだがその前に「人間食い」に突っ込み入れないのか????などと思うのは現代人だからではあるが、中国というのはとにかくでかくて奥が深くて正直、現代ですらどうなっているのかは判らない。カンニバリズムが未だありそうだと妄想したくなるほど、とにかく常識外れのことが起きるミステリアスな国なんじゃが、それは中国という個性であって、共産主義の個性ではないわな。
そんなことを真面目に論ずるまでもなく、とにかくベルルスコーニってのは、中国のミステリアスに匹敵するほどミステリアスな馬鹿だ。以前から脳内にかなりの電圧がかかっているすごい政治家だとは思っていたが、ここに来て電圧がかなりはねあがっているようじゃな。中田市長なら「コペルニクス的馬鹿ものだ。」と評すると思う。