塩漬け犬

いやね。わんこの輪のお客様の為に報告だけど、塩漬け犬って某所で書いたら、犬鍋の話かと思った人がいて、それだけはやめてくれ〜〜〜と思いましたよ。
昔、イタリアで汽車に乗っていたら、あきらかに南イタリアプロレタリアートおっさんが話かけてきたんですよ。イタリア人たぁ話好きでな、とにかくよく話かけて来る。そのおっさんも正しくイタリア人らしく話かけて来た。
「嬢ちゃん達、どこから来たの?日本?」
「んです。日本です」
「日本人って・・・犬食うんだよね?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「く、食わん!!!犬は友達だ!!!」
おっさんは隣にいたあきらかに北方イタリア人のおばさんにすごい目で睨まれていた。そのあとも、「嬢ちゃん達はマッサージの仕事してるのか?」とか聞いてはおばさんに睨まれていた。どうも、アジアの他の国の方々と間違えているようで、その間違えがおばさんは恥ずかしいと思っていたようだ。まぁ私なんざ日本に来てる外人が全部アメリカ人だと思っていた頃もあったから、別に気にならなかったけど、おっさんのアジア人のイメージが面白いと思いましたよ。画一的で。カミカゼとかハラキリとか芸者とか言われなくてよかった。言語が達者なら誤ったイメージを植え付けて楽しむ(日本人はサイバーが発達していてみんな脳にチップが入っているとか、日本の高級車は屋根瓦がついているとか、まぁ色々。)って高等戦術も出来たかもしれない。それは少し残念であった。
で、塩漬け犬。
まぁ単に散歩に行って、はしゃぎ過ぎたカナが海に落ちただけなんだけど、カナは脆弱な肉体を誇るので、塩漬けのままほっておくと皮膚が赤くかぶれてしまう。なもんで家に帰ってから庭のシャワーで洗い流したのはいいが水が冷た過ぎて、ひぃひぃと鳴きはじめたのですね。ただそれだけなんですが。
まぁ、病気からだいぶ経つのでもうそろそろ鍛えモードに入っていただかないと困る。