活力門の備忘

今日はまったりしているので活力門問題でも学習しようと少しだけあちこち覗いて見た。
色々な切り口があるものだな。
a・ライブドアという会社そのものを巡る諸問題。(政治、黒社会への関わり等)
b・日本の株式市場を巡る諸問題。(システム、投資に関わるものの問題)
c・IT企業というもの。
d・ライブドアが象徴した何事かの現象への批判や反省。
目に付いたブログやサイト
○岸コラ
ホリエモンの特捜部捜査を動かした本当の理由。
http://www.kishida.biz/column/2006/20060120.html
a)活力門問題には裏事情があるかもしれない。
○ヒロさん日記
東証システム破綻:まず証券会社の自己売買を規制せよ
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1310354
ジェイコム誤発注で露呈したヤクザ「自己売買」の不正システム
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1311218
■株式市場で「牛を殺すミトラ」に打ち勝つ方法
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1312087
b)株式関連情報連作。実は読んでもよく判らないのだけど、情報の実がつまっているので、学習したら判るようになるかなぁ?
○木走日記
■[社会]抜本的改良は手遅れな東京証券取引所システム〜問われる技術立国日本の脆弱性
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060120/1137740301
b、もしくはc)日本のIT産業が取り巻かれている事情と問題点。「株式取引」のシステム上の限界といったことだけではなく、IT産業そのものへの不当な評価も浮き彫りにされた。
内田樹の研究室
■投資家と大衆社会
http://blog.tatsuru.com/archives/001502.php
b、もしくはd)株式を支えるのは投資家。彼らにも責任はある。
で、以下のコメントになるほど。同意。

投稿者 KEN : 2006年01月18日 18:12
初めてコメントさせて頂きます。今回のエントリーは「投資」のお話でしたが、しかし先生、それは投機というものですと申し上げたい(僭越ながら)。
株の“価格”の上げ下げに一喜一憂するのは確かに退屈なギャンブルですが、賢い投資家がいつも見ているのは価格ではなく企業の価値です。企業の価値とは即ちその企業が社会にとってどれだけ歓迎され、評価されているかということです。その時々の株価はギャンブラー達の気分しだいで変動しますが、企業価値は一般大衆が熟考に熟考を重ねた上での経済活動によって決まります。

極東ブログ
ライブドア家宅捜索、お好みの陰謀論メニューを
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/01/post_75a4.html
a)ライブドアを巡る陰謀論分類

・・・・・・色々読んでみたものの相変わらずよく判らない。
なんとなく「それすらも消費される現象」という言葉が浮かびましたです。
日本はまだ「投資」ということに成熟していないのかな?とか。東証の許容量の限界などはそのいい例か?処理にも長けたアメリカの場合は「投資」の歴史文化が長い気がする。
「経済」を今一度、倫理問題として捉えなおした方がいいんじゃないか?個々における社会に対する責任の自覚。オルテガさんのことをまた思いだしてしまいました。でも本を横浜に置いてきちゃったです。