本日の馬鹿ニュース

ロイターでこんなのみつけた↓

イタリアの無神論者、教えをめぐりカトリック教会を告訴
http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2006-01-05T151339Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-198819-1.xml
[ローマ 4日 ロイター] 2000年前にキリストが実在したとするローマカトリック教会の教えが
法律違反にあたるかどうかが、イタリアの裁判で争われることになった。
原告のルイジ・カスチオリ氏は、被告のエンリコ・リギ氏と彼が所属するカトリック教会が、「Abuso 
di Credulita Popolare(信条の乱用)」と「Sostituzione di Persona(詐称)」という2つのイタリア
の法律を犯したと主張。
カスチオリ氏はロイターに対し「反啓蒙主義と時代遅れな考え方を持つカトリック教会に最後の打撃を
与えるために、この訴訟を起こした」と語った。
予備審問は27日に開かれる。
共に70代のカスチオリ氏とリギ氏は同じ町の出身で、10代の頃は同じ神学校に通ったが、カスチオリ
氏は無神論者、リギ氏は教区新聞の記事を書く司祭となった。

面白い。顛末が知りたいうえに裁判の経緯も読んでみたい気がする。
キリストが実在しようがしまいが信仰者にとってはどうでもいいと思うけど。「伝承」の真偽なんてどうでもいいもんよ。専門家ならその真偽自体で「偽」の意図するものは何か?とか論文書くネタだしにゃ。しかし「実在が確実に確認されないものをあたかも存在するかのように詐称する罪」で訴えられる場合は実在証明とかするのかな?そうなると歴史上の人物も色々怪しいのが実は一杯いるかも。

しかしもと神学部の同窓が当時の同窓を60年ぶりに訴えるってのは、この二人にナニがあったんだろうか?そちらのほうが気になるなぁ。

こういう思想、こういう考え方は法律違反でねーの?という信条に関わるような訴訟があちこちで起きているのも面白い現象だにょ。首相の靖国参拝とか。