今日はフランシスコのための祈りを捧げに教会に行ってきた。そこでフランシスコのサンダミアーノの十字架に向かい祈る。無名の作家の作品である。およそ素朴で様式化されたしかしあまり洗練されていると思えないフォルムの図柄ではあるが、訴えかけてくるものもある。そこに蓄積された祈りの歴史をそれは示す。
イコンの図柄は祈りに適しているなぁといつも思う。東方の霊性が生んだイコンという様式。それには学ぶことが出来る祈りの形がある。