行動に出たが遅かった

先日、愛・蔵太さんのブログで丸珍、いやマルティン・ニーメラー師の言葉が誤訳ではないかという話が出て、紹介させていただいた。
これ↓
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20050912/1126477415

その後、gachapinfanさんが原文にあたり、誤訳ではないのではないか?という話になったのですが、いまのところ検証中なようです。
こちらのコメント欄参照のこと↓
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050910#p2
どちらの訳にせよ、自分に危機が迫るまで、国家規模なり権力なりの恐ろしい陰謀とか危機とかが判らない。とか他人事と思っていた災いが自らに降りかかるとき初めてその災いに気がつく。という話であることには変わりがない。

それで・・本日のニーメラーな記事。

東シナ海に中国軍機 電子情報収集、空自が緊急発進 8月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000002-san-soci
電子、電波情報などを収集していたとみられる中国軍機が八月、複数回に
わたって東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、航空自衛隊の迎撃戦
闘機が緊急発進(スクランブル)していたことが十三日、明らかになった。
中国は東シナ海日中中間線付近でガス田開発を進め、九日にはガス田付
近を航行する中国海軍の艦艇が初めて海上自衛隊哨戒機によって確認され
た。昨年十一月には沖縄県石垣島近くの海域で中国原潜が領海侵犯するな
どこの地域での活動を強めており、防衛庁は警戒を強めている。
 防衛庁関係者によると、八月中旬以降複数回にわたり、南西諸島西方の
防空識別圏に侵入する未確認機を空自のレーダーサイトが発見。沖縄の南
西航空混成団所属の迎撃戦闘機F4がスクランブル発進し、中国軍の情報
収集機を確認した。

えええ??中国様ってば、いつの間にそんなことを?
我が家は南西諸島にある。家の前が東シナ海であることは何度も述べている。ですからこういうニュースを聞くたびに、夜中家の前の海から不審船とか、中国海軍とかがこっそり上陸する悪夢にうなされちゃったりするのだ。馬鹿馬鹿しいと一蹴されてしまうかもしれないが、ほんとに最近の中国様は鼻息が荒い。
・軍備をどんどん拡張。
反日教育を若者に行う。
・領海侵犯を行う。
・軍事演習を目の前でする。
・海域の調査を中国様海軍がしている。
・沖縄近海の油田が必要だ。とってもとっても切実に必要だ。
・・・・・・・・・・・・・こういう現象が並ぶとどう考えても怖いではありませんか。
なのに憲法9条を守れとか、すっとぼけたこといってるんじゃねーよ。馬鹿垂れ。鼻息の荒いのがすぐ横でうろうろしているのに、枕を高くして眠りたくても眠れないじょ。とか言いたくなってしまいます。友人いわく「そうなったらあきらめなさい」だと。大量のわたくしの蔵書と両親と私とで汗水たらして働いて建てた家を簡単にあきらめるわけにはいかないでする。島の人を見捨てて逃げるのも良心が赦さないでするよ。でもさらに怖いのは琉球の人は独立させ、本土の倭人は殺されちゃうかもよ〜とか言う人がいる。ぶるぶるぶる。(まぁさすがにそりゃ考えすぎでしょうが・・・・。)とにかくまぁ、不安なことには変わりはない。
以下のブログが詳しい。

アジアの真実
激しさを増す中国の軍事行動と日本の防衛体制の遅れ 〜南方防衛力の早期整備を〜
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/50083960.html
皆さんは那覇空港を使用したことがあるでしょうか。那覇空港を飛び立つ飛行機に
乗ると驚くべき光景が見られます。那覇空港は現在自衛隊と民間で共同使用してお
り、航空自衛隊の最南端の基地です。しかしそこには3000メートルの滑走路が1本
あるのみなのです。

そう。那覇空港ってすごい空港だといつも思いますよ。
もし危機が起きたら、当然自衛隊優先になるので、那覇空港から本土に逃げようなどという民間人は後回しかも。それも怖いことです・・とか妄想したくなります。
こんなときこそニーメラーさんの言葉を思い出してぶるぶるしてしまいますよ。
・戦争など日本が行動起こさなければおきません。ですから9条を守りましょう。
・中国や韓国が日本を攻めてくるはずがありません。
・日本が軍を持とうとするから隣国が刺激されるのですよ。
・軍を放棄すれば安全です。
・・・えええ、ほんとにほんとに安全を保障してくれるんですか???神様に誓って本当だといえますか??嘘ついたら針千本飲みますか?とか、泣きながら言いたくなりますよ。
妄想で終わればほんとに嬉しい話なんですが・・・。とりあえず小泉さんに中国様とうまく渡り合っていただくしかないですね。正直、どんぱちだけは勘弁。