展覧会終了。
今日はたくさん客が来た。
J大学の典礼学者のI氏。久しぶりにお会いしたが、相変わらず骨格的に興味深い顔立ち。「絶対、船越桂さんが造りたくなる顔だよね。」とギャラリーのTさんが仰っていたです。そのIさんに最近出版された阿倍仲麻呂神父(本名)の著作について伺ったら「すごく分厚いが、軽い。」と評した。
軽い?軽いって?なに?
搬出も終了し、搬出を手伝わされた気の毒な与論出身者のT氏と共に教文館に行く。阿倍仲麻呂師(本名)の著作はどこだ?と聞いたがいっこうに見つからない。本屋の店員も印象深かったらしく「あの大きくて部厚い本ですよね〜〜〜ありましたよ」と憶えているところをみると嫌な予感。やはり大きくて分厚いのか。しかしその目立つはずの本がいっこうに見当たらない。ようやく本屋の端のほうで店員が「ありました!」と発見。分厚くて高価なのでガラスケースの中に入っていたんだな。受け取ったその分厚くて、四六判よりも一回り大きい阿倍仲麻呂師(本名)の本の重量は・・・・えらく軽かった。