マリア様がみてる

実はよく知らないんだが、どうもカトリック系のミッションスクールが舞台の小説らしく人気があるらしい。読んでいないのでまったく分からないのだが、神父以上に、カトリック系ミッションスクールは誤解されているようだ。わたくしは皇室に嫁がれた方がいた某女子高の姉妹校出身だが、お耽美とはおよそ縁がない世界だったぞ。がさつだがぼや〜〜〜っとした女子高生が沢山いただけだった。お耽美というより、なんというか動物園のペンギンを眺めているような感じ。寒いとスカートの下にジャージをはいていたり、暑いとスカートのしたから下敷きで扇いだり、行儀が悪い。殿方の視点がないので行動がおばさん化している。純情な男性教師はからかいのネタだ。聖書の時間にマグダラのマリアの職業について語った司祭は「エロ神父」とあだ名されて、やはりからかいのネタになっていたなぁ。顔を真っ赤にして怒る姿を面白がって眺めていたよ。おばさんな女子高生だらけで男性にとってはすご〜く嫌な職場だったと思う。さしずめ松苗あけみの「純情クレイジーフルーツ」の丸の内女学園のようだな。うちの学校は世間的には「お嬢さん学校」と間違って評価されているのだが、現実はこの有様だ。世の中の方々はカトリック系ミッションスクールに過度な期待はしないほうがいいと思います。