BECK

天才ギタリストでもなく、ロスの天才アーチストでもなく、漫画。名が同じだと紛らわしい。
この音楽漫画、ハロルド作石という人の漫画であるが、インディーズのバンドBECKの苦労話という物語で、面白い。BECKという名はツギハギの犬の名前だ。バンド名を決める時に面倒くさくてその名前になってしまった。お陰で海外で売り出す時は本家Beckと紛らわしいので「モンゴリアン・チョップ・スクワット」というへんてこな名前を勝手につけられてしまう。でも、こっちのほうがインパクトあるかも。
その漫画がアニメになっているというのを発見してびっくり。どうも地方に引き篭っていると色々なことに疎くなっているようだ。テレビ東京のアニメだそうで。これ、コユキの歌声とかどうするんでしょう?物語内で国際的に超大物なアーチストという設定の「ダイイング・ブリード」のメンバーすら一目置くという歌声。アニメになると音声が出るわけですからどへたなヴォーカルでは説得力がなくなると思うのだな。音楽もダイブリはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ辺りのレベルがないと説得力ないだろうし、ベックの音楽も多少日本のバンド離れした個性が必要になるだろうし。こりゃたぶん見ない方が賢明かも。「ゴリラーマン」のアニメなら見てもいいけど。
サイトを見るとアニメ絵にはさほど違和感がない。ただ、斎藤さんが微妙に普通の人になっていた。サンボマスターのギタリストみたいだ。(サンボマスターは音源を聞いた事がないけど、日本語の使い方がすごいらしく、聞いてみたいアーチストです。でもうちの島にはCD屋さんがありません。ネット買いが嫌いな私には悲しい。)