最低に県外で地デヂに超ムカついた

・・・ところでだ、テレビ様が到着して、早速チャンネル登録しようとしたら、テレビ様が郵便番号入れろとかわけ判らんことを言う。地域でチャンネル振替を勝手にやってくれるらしい。

でだ、結論を言うと超ムカついた。
以前妄想していた悪夢が現実となった瞬間を目撃したという感じ。
これ、
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20090423/1240504010
■[島日記]再びNHKがクズな件について (追記:お返事あり・地図もつけた)

このとき、うちの島から沖縄の放送が見れなくなると困るということをぼやいていたんだが、それがマジに現実になったので、大変にショックで、腹を立て、立て続けに怒りをツイッタで大量にぼやき続けていたら、finelventさんに「まぁ餅つけ」とたしなめられてしまった。スンマせん。

うちの島は沖縄からすると県外であり、最低でも県外であり、最低に県外であった。

上記の記事で書いた通り、島では台風情報は重要。生きるか死ぬかの問題である。
わたくしは普段ほとんどテレビを観ない。仕事中にニュースをつけるとき以外はテレビをつけない。しかし例外が台風が近づいている時である。その時は琉球放送などにチャンネルを合わせ、阿鼻叫喚の先島、本島の映像や情報を観て台風被害の同志愛を沖縄本島の人と分かち合ったり、心構えをしたり、対策準備をしたりする。
その情報が入らなくなるというのはすこぶる困るのである。

鹿児島の天気気象情報はまったく使えない。奄美の名瀬の天気はうちの島は外れるんで名護の天気予報を観ている。東京の天気予報を知るのに静岡の天気予報を観る馬鹿はいないが、うちの島と奄美大島はそれぐらい離れておるのだ。沖縄の国頭で首都圏内という感じ。だから仕方がないので天気予報はみんな沖縄の観てる。

で、台風時、鹿児島のテレビ局が緊急報道に切り替える頃はうちの島は台風まっただ中で停電中か過ぎたあとである。

こんなに情報がまったく使えない番組など観ても無駄である。
今後の台風情報をどのように入手すべきか悩ましい。ネットは米軍の天気情報や気象庁、デジタル台風のが相当役には立つが、テレビの映像や情報、アドバイスもかなり参考にして来たので困ってしまうのである。

因にうちの島んちゅ達はこの事態にパニックになったのだが、諦めの早い性格で、しょーがねーやとがっかりしてるだけである。不便で困ると言いながらも、不便に対し諦めが早いのが島人の特徴。普天間基地移設が辺野古になってがっかりしながら、なんくるないさと呟いている沖縄のオバァみたいである。
台風で根こそぎ作物をやられたり家が壊されたりの経験を繰り返して来たり、薩摩に苦しめられ続けた先祖のその生き延びる知恵が「諦め」だとしたらなにか哀しい。でもそれが島人のたくましさの要因でもあるのだが。

諦めの悪いわたくしは、地デジインフラの今後として、訓練移設が条件闘争になったら、「地デジにおいて、沖縄の番組を奄美群島で観ることを可能にしろ」を「腹案」にしとこうかと思っておる。