長崎の展覧会

報告の続き
■長崎の展覧会の報告っす

TUTTIで過ごした一週間。けっこう充実していました。なんせ寝るところまで提供してくださったので展覧会場の上で寝起きしていたんで遅刻もなし。色々ご親切にしていただき、極楽気分の展覧会になりましたです。
過去過ごしたクリスマスの中ではキングオブ素敵降誕祭週間。

TUTTIのI後夫妻は顔が広く、ギョーカイの様々な方が入れ替わり立ち代りやってきました。過去には司教も来た事があるというので、今回も来るといいのにと思ったが坊さんの掻き入れ時なんで無理か。

初日はわたくしの島友人兼保護者のNさん夫妻の友人で、長岡造形大学長の上山先生が妹さんを連れて登場。丁度、長崎でご自身が手がけた公園のランドスケープについての講演会をなさったあとで立ち寄ってくださいましたです。美術ギョーカイもカトリックギョーカイ同様狭い世界なので、共通の知人が多く盛り上がりましたです。

マリア会の神父様もこられました。マリア会の方とあうのは初めてでしたので、思わず「マリア会の霊性ってどんなもんですか?」とか色々聞いちゃいました。なんでもフランス革命期以降に反動として出来た修道会だそうです。なかなかダンディな神父様でしたです。神父様を連れてこられたのが本原の教会の信者さんで従兄弟とか言ってましたが、長崎は「親戚が神父」「親戚がシスター」ってのがほんとに多い。「ああ、長崎に来たなー」と実感しますね。

このとき、北九州からブログを見てきてくださった方が合流。北九州って・・・え?どこ?ってなぐらいすごく遠い。長崎は九州的には地の果てだもんなぁ。2時間かけてきてくださった。せっかく尋ねてくださったのにゆっくりお話が出来ず申し訳なかったです。

久しぶりにレデンプトール会のK神父様にも会いました。先祖はあの五島の頭ヶ島出身という筋金入り。今回、レデンプトール会に納める絵を描いたので見てもらいたくて連絡してみたのですな。面白い神父様なんでゆっくりお話したいと思っていたんでよかったです。なんせ島では世話になってる修道会だし。

会期中親戚も来ました。京都の親戚。なんでも外海の遠藤のトコと、出津教会が見たくて長崎のたびを計画。タマタマわたくしの展覧会があるというので、旅の予定を延ばしてくれたのです。京都の懐かしいお菓子を持ってきてくれましたです。

最終日には福岡からネット友人な能古島さんが来てくださいました。島に住みたくて島の土地を買ったという「島」仲間ですが、どうもやはり住むとなると大変だそうです。南の島とは違う悩みもあるようです。能古島さんは五代前からの信者さんでこれまた筋金入り。長崎の信者さんと話が合ってたりする。チョコくれました。さては私の好みを分析していたな。
荘厳ミサの侍者指導で我が師匠H師に鍛えられたそうですが、どーも師匠の突発的な動きに振り回されたようで気の毒。被害者の会的に盛り上がったというか・・まぁ愛すべき師匠であるよねと結論。大事にしてやってください。宜しくです。

とまぁ色々千客万来
ちなみに友人司祭はほぼ時間があるとき毎日やってきていた。

実は仕事の年末進行の締め切りにぶつかり、会期中の夜はずっと仕事をしていたのだ。お陰で夜中、ずっと絵を描いていた。なので寝坊人間に成り果てていたんだな。

その絵をデータとして取り込み、持って行ったノートパソで制作。データ送信までを滞在中にしなくてはならない。その為、友人司祭にスキャナーを借り、尚且つデータ送信までやってもらった。彼はマカーなのである。TUTTIはWINなので何故かデータが壊れるし、自分のパソにケーブルを接続し直したりするのはどうも怖くて神父様に頼んだのだな。より確実な方法でないと不安だったんで。
んで最終日のデータ送信に到っては、24日のイブのミサ終了後に送ってもらうという、ミサ後の立食パーティ中鬼畜に司祭をこき使ったという按配。彼は汁粉を食いそびれた。

そういうわけでスキャナーを持ってきてくれたりとか、USBの受け渡しとか、余計な仕事を頼んだ為に毎日会場に来て下さったわけなんだな。正直すまんかった。ゆっくり休んでください。

というわけで、関係者各位に感謝です。