島の沖合がまた怖いと産経が煽る

finalventさんのところでも紹介されていたが産経新聞はあのような新聞なので防衛危機を煽るような記事がたまに出る。島人間としては並みのホラーよりも怖い。
こんなのとか↓

▼【社説】海の守り 周辺の海軍力増強に目を
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081116/plc0811160219000-n1.htm
日本近海で最近、中国やロシアなどの軍艦が活発に活動している。中国艦隊は先月と今月、太平洋側でこれまでにない示威活動を展開した。

 日本としては海上交通路(シーレーン)の安全、さらには海洋権益への影響などを注視し、毅然(きぜん)とした対応を取らなければならない。

 周辺諸国の海軍力増強に対し、日本の海の守りが万全なのかも点検を怠ってはなるまい。

 11月2日、沖縄本島の北西沖の東シナ海で中国海軍のルージョウ級ミサイル駆逐艦など4隻が南東進して太平洋に出た。最新鋭のルージョウ級を海上自衛隊が視認したのは初のケースだ。10月20日にはソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦など4隻の艦隊が、日本海から津軽海峡を通り抜け、太平洋を南下して帰国した。中国戦闘艦の津軽海峡通過は初めてである。


本日の社説。
うわぁ。沖縄本島の北西沖の東シナ海から南島進して太平洋に・・・ってどこ?
この書きっぷりだとあたかも我が島のすぐそばを通過したような書き方であるが、奄美の北を通過したようである。うーむ。いずれにしても不安。

この手の不審な中国潜水艦の動きについてはこれまた電車の中で読むとカンチガイされそうで恥ずかしいSAPIOに詳しい地図が出たりするんで、なんかついこの手の記事が出ると手に取っちゃう。かなりホラー。
島に住んでると目の前から中国様の海兵隊が大量に上陸してくるような気持ちになるので怖いのである。うちの家の前は海だ。海からはクトゥルー神話な怪物があがってこない代わりに潜水艦があがるのである。確かに中国はどんどん軍備を増強してるので大変に怖い。アメリカがお隣の島にいて睨みを利かせてなかったらどうなるかわからんとはよく思います。

しかしである・・・産経さんのこの煽りっぷりもなんだか怖いです。シーレーン問題は十八番のようでよく一面とか二面三面辺りにこの手の記事がよく出て、わたくし的には心臓に悪い。

で、中国様がナニ考えてんのか判んないんですが、犬が縄張りから散歩に出てついでに威嚇もしたけど、満足しておうちに帰るみたいなもんでしょうか?産経は「政治的威嚇」と捉えていますが。なにしに来たんですかね?