島人間なわたくしがアーバンなとこに行ってみましたよ

首都圏で生息している間に島日記もないから、ハマにいる間は首都日記とでも命名しておく。

このところ忙しかったのでブログも書いてない。そもそもパソを立ち上げてない。何故忙しかったかというと、ガッコがはじまったのと、去年入院したときにもらったDSをやっていたからだ。

んで、今日は久しぶりに、つまりまぁ半年ぶりに川向こうに行った。
島から同業者のもとさんが上京してきたので、一緒に島仲間のやはり同業の大先輩、大橋さんちに行ったのだな。

島人間と化しているわたくし的には電車が既に懐かしいのであるが、知らない人が向かい合って並んで座って同じ方向に移動している光景がなんとなく気持ちが悪い。ガッコに通うときにしげしげと色々な人を観察したが、こんなに近くにいるのにお互いが話しかけないってのもすごい距離感覚だなとか、すっかり都会距離がなくなっていることに動揺してしまうのである。でもNYなら話しかけたりするよなぁ。パリは話しかけないよな。やっぱりアメリカンは田舎モンの集まりなんだな。

メガロポリス東京の首都圏に生息している人々は、つるしておくだけでかび臭くなってしまうような、洗濯機でごんごんと洗えないようなおされな生地の服を着ている人が多いのが特徴であるが、今年は白黒の人が目立つ気がする。シャネルデザインか、モノトーンレーベルのスペシャルズのファンかと思うような色合いのが多い。今年の流行はそういう色だったんですかね?島にいるとわからんとですよ。アロハとかカリユシとかだし。

で、今日もそういうおされな人々を観察しながら、駒澤大学にある、大橋歩さんのギャラリー兼ショップに出かけましたよ。丁度白い食器の展示してました。ここでも白だ。


イオギャラリー↓
http://www.iog.co.jp/gall/

その後大橋さんちまで車でいった。ここは島の我が家と同じコンクリ打ちっぱなしなのだが島の我が家と違うのは家の中が整然とちゃんと片付いていて、アーバン臭漂う感じなんだな。居間はいつでも撮影に使えそうなぐらいナニも無い。おされなインテリアと旦那様の石井氏の作品などがおいてあるアーバン方向に素敵空間である。
島の我が家はというと、ティッシュボックスが投げ出してあったり、机の上にビタミン剤のボトルと、犬のおやつ、未処理の郵便物の山、新聞、チラシ広告、仕事のゲラ、ついでにシュノーケルマスクまで等が散乱している、まことに生活臭が漂う感じで、全然アーバン方向ではない。
そんな我が家と違って、大橋さんちは日常から物を出さない生活をしていると見受けられるのであった。なるほど、おされな生活をするには目に付くとこに物を出さないというのが大切なんだな。無理っぽいが努力してみようとか思ったりしてみました。

で、帰ってきてから色々なものが散乱した、のだめの部屋のような混沌とした自室でDSの続きをやっていたら充電されたのがなくなって途中で切れ、やっていたゲームがぱぁになってしまった。そもそも電源コードがどっかいっちゃったんだよな。以前、散らかった部屋に嫌気がさした時に、片付けすぎて電源コードまで捨ててしまったらしい。目に付くとこにあるものを片付けすぎるとDSが出来なくなるのかもしれない。アーバンライフもよしあしである。
んで、ムカついたのでそのままほおりだして、パソをしている。

◆◆
大橋さんちのワンコはでかい黒のラブラドル。その名をダルマという。達磨大師のダルマであり、法のダルマである。そんな思索的な名前で、歳も13とけっこうな年齢。人間でいえば80ぐらいのじいちゃんなんだけど、こいつの行動はうちの島犬とたいして変わりない。
ただ行動が同じなのにでかいぶん、強烈である。尻尾をふるのだがそいつが当たると痛いし、お菓子もちっぽけなのだとひとのみで、物足りなさそうである。ダルマちゃんの寝床はうちの島犬たちの三倍ぐらいはありそう。食事の器もでかい。ナニからナニまで大きいんだけど、行動はやはり所詮、犬だった。