ネットは聖火リレーで盛りだくさんなわけだが・・・

一日一チベットリンク運動/Eyes on Tibet
その影では

▼ラサ暴動で現地当局の対応批判=中国高官が異例の発言−香港紙
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008042600245
【香港26日時事】26日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、チベット族が多い中国青海省の政治諮問機関・人民政治協商会議(政協)のバイマ主席(閣僚級)はこのほど、同紙のインタビューに応じ、隣接するチベット自治区のラサで3月に起きた暴動について、現地当局の対応の遅れを批判した。
 中国高官が他の地方・部門を公然と批判するのは異例。共産党政権内部で、チベット族の騒乱が拡大して国際的非難を招いたことに関し、チベット自治区当局の責任を問う声が出ている可能性がある。

中共内部でのチベット人への当局政策批判のようです。
具体的なことが判らないんですが、反省モードに入っている模様か?それとも・・・

対日世論工作の強化必至=聖火守られ安堵も−中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080426-00000111-jij-int
 中国共産党・政府は、長野市で26日行われた北京五輪聖火リレーについて、小競り合いや乱入などトラブルが
相次いだものの、聖火への重大な妨害行為は抑えられ、「無事成功した」(崔天凱駐日大使)と安堵(あんど)している。
しかし、5月6日からの胡錦濤国家主席の訪日を控え、日本国内の厳しい対中感情を目の当たりにし、対日世論工作の強化が必至となりそうだ。
 中国政府は25日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と接触する準備があると表明。
これは、長野聖火リレー胡主席訪日をにらんだ「対日工作」の一環との見方も強い。
中国外交筋は「胡主席の訪日成功は、北京五輪への雰囲気づくりに欠かせない」と指摘する。

・・・・的なものへ動き出している兆候か????

あと、オリンピック脳なオリンピックの偉い人がトばしたこといってるのを発見。 

IOC会長、中国への非難中止を要求 発展には時間が必要
http://www.afpbb.com/article/politics/2383968/2868459
 ロゲ会長は同紙のインタビューで、「われわれには、中国に時間を与える義務がある」と語った。

 会長は、「西欧社会が現在に至るまでフランス革命から200年を要した。中国は1949年に建国したばかり」と指摘し、西欧諸国の強い思いはよく理解できるものの、中国に急激な変化を期待するのはいかがなものかと述べた。

 さらにロゲ会長は、英国、フランス、出身国ベルギー、ポルトガルを例に取り、1949年当時共通して「植民地保有国として問題を抱えていた」との認識を示し、「ようやく植民地の独立を承認したのは40年前。もう少し謙虚な立場を取るべきでは」との見方を示した。

 ロゲ会長は「五輪が中国の社会の発展に貢献すると常々考えてきた。中国もそれを認めるだろう」と語り、北京五輪が「中国の門戸を開放する」役割を担うとの国際オリンピック委員会の立場をあらためて示した。

 チベット問題についてロゲ会長は、「北京五輪が無ければこの問題は新聞の一面ではなく4-5ページ目に掲載されたのではないか」と述べた。

 これまで果たした役割についてロゲ会長は、「国際オリンピック委員会は既に(中国社会の発展に)一定の成果を収めたが、各国首脳が我々よりも大きな役割を果たしたかについては疑問だ」と評価した。(c)AFP

上から目線というか、建国40年とは中国4000年の歴史は無残にも打ち砕かれている歴史認識。植民地の解放には西洋ももついこないだまでそーだったじゃねーかよ。はその通りなんだが、今もそういう国が先進国には多数あるよな。タヒチ・コルシカ(仏)とか。。フォークランド(英)とか。あからさまに植民地だと思うんだが。だから承認なんぞしてないんですよ。まだ。
そもそも植民地保有の是非というよりも統治の仕方がまずいだろうという批判なのだが、ナニかずれている。それと中国は多民族共存、自治を認めているという建前なんで「植民地」呼ばわりは既に批判されたと思うだろうが、どうなんだろう?
あと、オリンピックは発展に寄与しますという、そういう発想、確かに事実的にはそうかもしれないが、このオリンピック存在の自画自賛暴走を誰か止めて欲しいというか、オリンピック国粋主義者な感じがなんとなく嫌。オリンピックなんて興味ないわたくし的には、こういう体育会系なのは嫌だよ。

聖火リレーに関してはこういうのが気になった。

東トルキスタンに平和と自由を・・・
http://d.hatena.ne.jp/sabit/20080427
■[日本での活動]長野聖火リレー抗議アピール報告 01:08

このブログはずいぶん昔も紹介したことがあったかも。ずいぶん前から活動しています。昔、東トルキスタンの情報を得たくて読んだんですが、今も引き続き頑張っていますね。
東トルキスタンとかモンゴルとかいろいろ抑圧されている人たちが今回アピールしていた模様。中国人のいやらしい妨害とか、暴力的右翼に困惑している場面も。メディアの取材の偏りなども指摘。

徒然草
http://victoria.iza.ne.jp/blog/entry/548513/
■とうとう私の許にも『令状』が届きました
http://victoria.iza.ne.jp/blog/entry/554832/
■大変なことになってしまいました!
http://victoria.iza.ne.jp/blog/entry/555806/
■「長野」から戻って参りました

中国人、林則徐先生。在日華人なんちゃら組合から長野召集令状が来て困惑するの巻。
かなり驚く内容です。
どうもかように日本にいる中国人をかき集めたようですが、かき集められた中国人にはこんな方もおられたということ。中共なんぞに協力したくないが、人質がいるんでやむなし的な・・・こんなことブログに書いていて心配です。監視されてるんだと思うと気の毒です。そういや林則徐といえば優れた行政官ですな。アヘン戦争の頃にアヘン撲滅の為に活躍した。画一的な中国人の姿ばかりが目に付くのは、日本の報道のあり方にも問題だとは思うんだけど。こういう違うスタンスの声が聞けるというのはネット時代は有り難いです。
海外にいても監視される中国人。中国人のことを頭ごなしに批判する前に、こういうこともあるのだということを念頭に置かないといけないですね。
しかしまぁやはり中共様は組織的にやっていたんですね。物的証拠については木走兄んとこで。
○木走日記
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20080427/1209258315
■聖火による市中引廻の刑〜晒されているのは中国という国家の特異性

あの大量のでかい紅い旗はどう見ても不自然だろう。と言うことで、せっせと本国から中国人が旗送ろう運動していたとかコメント欄で紹介されています。
あちこちからかき集め、動員し旗渡して・・・・そこまで五輪イベントに入れあげているというのは確かにキモイというか。全体主義的光景が世界中にだだ漏れされていてやだなぁ。