アントニオ・ネグリがたいそう気の毒な件について

アントニオ・ネグリが過去の政治犯としての犯罪歴でそれを証明する書類がないと日本に入国許可が下りないというとんでもニュースを読んだ。
なんちゅう情けない・・・。滅びゆく知。という按配。

というか、調べてみたら政治犯だった場合の審査が長くかかるらしくて大変だそうな。

http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200803200122.html
同氏は79年に反政府組織「赤い旅団」による元首相殺害事件への関与の疑いで逮捕されたあと、83年にフランスへ亡命。殺害事件は無罪となったが国家転覆罪で禁固刑が確定した。97年に帰国後、03年まで刑に服した。その後執筆のほか、各国で講演活動をしている。

 入管法では、国内外の法律に違反し1年以上の懲役や禁固刑を受けた外国人の入国を禁じている。政治犯に関してはこの限りでないとしているほか、事情により法相の特別許可を受けることができる。国際文化会館はその方向での入国の可能性を探っている。


芸大で呼ぶ呼ぶとかいってて・・結局こんな結果になってしまったとは。関係者もうかつだったと言いますか。ちゃんと調べておこうよ。法治国家なんだから。にしても、国家転覆罪・・っていう罪状だったんだな。

国家とか帝国を論じてるトンでも危険思想なおじさんを特別扱いしないよってことか?

◆◆

ふと思いついたが
もしや今東アジア情勢があれもんでこれもんだからこんな過激なおっさんに来られちゃぁナニだと法務省がびびったとか。