■

眠い〜〜〜。眠いよう。

昨晩から母が島に行ってしまったので、父と島犬二匹とわたくしは留守番である。
父の面倒を見るためにガッコを休んだ。休んだついでに家の冷蔵庫を掃除した。なんせ母もアレだ。けっこう歳食ってるわけで、昔のように家の中のことに気が回らなくなっている。そうなると先ずすごくなるのが冷蔵庫である。
冷蔵庫内には昨年私が掃除して出て行ったときのまま動かされてない地帯とか、その後母が堆積させた地層とかが出来て、考古学的にも興味深いものになっとった。原型がいったいなんだったのか判らないモノとか、干からびてしまったバジルとか、解けた野菜とか、正体不明の毒物としか思えない液体とか。「赤福」の偽造なんか甘っちょろい。賞味期限どころか、鑑賞期限が過ぎ去ったような物体が、地層を為していたですよ。
そういうわけで昨日は冷蔵庫内のあらゆるものを棄てた。いや〜気分がいい。

しかし家にいるとやることがエンドレスだ。食事。洗濯。掃除。食材や日用品の買い物。それに加えて大きなお子様（父親）の世話と、島犬の世話。
父は歯を自分で磨けんので歯を磨かねばならない。服の着替えを手伝わないと駄目である。トイレの粗相を夜中にするのでそのチェック。家からふらりと飛び出さないか常に緊張してないといけないし。外に散歩に出るときは道路に飛び出さないように気をつけないといけない。

あ〜。これはなんだ。小さなお子様がいるご家庭の日常だ。

世の中の母ちゃんとかすごい。しかもガキは昼過ぎに帰ってくるんで、その前に買い物とか済まさないといけないわけで、世の中の主婦な方々とか尊敬してしまうですよ。
まぁお子様は転んでも怪我がたいしたことないことが多いけど、うちの大きなお子様は転ぶと大変。起せないし、下手すりゃ死ぬかもしれないのでそこはちょいと怖さがあるのが違いか。

・・・・しかし、まぁこれでは仕事が出来ん。
働きながら子育てしなきゃならん人の支援とかってしないとマジ少子化が酷くなるわけだよな。もしくは働きに出ないで子育てに専念したい人のための援助とかもしないと駄目だろうなぁ。お子様を預かるシステムも職場の労働時間の問題も。色々大変だろうな。・・・などと家政で寝不足の頭でうにゃうにゃと考えてしまいましたです。

眠い。