アンパンマンネタに逝かれる13個のブクマ

明後日から東京さ出稼ぎで忙しい。季節労働者は大変である。
が、プロレタリアな仕事の総仕上げをしに現場に行って帰ってきたらアンパンマンネタに13個もブクマがあった。13・・・・耶蘇な私には不吉な13個のぶくま・・・・。ωな過疎ぶろぐには珍しい二ケタのぶくま。
な?な?なんだ?????
みんなそんなにアンパンマンが好きだったのか?確かに井村屋のは旨いが。
しかし安倍ぼっちゃんが「やめっ〜〜〜〜〜〜っ!」とか言ってる時に以下のアンパンマンにせっせとブクマしてくださった方、有り難う。
http://d.hatena.ne.jp/antonian/20070911/1189514226
いくつか内容についてのお返事。

2007年09月12日 TakahashiMasaki 同意できない, 絵, 海外 たんに好みの問題じゃない?(あと西洋=リアルというがブルーナミッフィー)やエルジェ(タンタン)みたいな絵はどうなん

そうですね。
そういやブルーナのあの単純な絵は実はあたかもリキテンシュタインポップアート(漫画を油絵でしかも筆で描いている。ドットも当然筆で手作業で塗っているのだ)のごとく、丹念な作業によってあの線が描かれているんですよ。ペンでぱぱっと線を描くのではないのだ。つまり作業的にはモダニズムアートのモンドリアンのごときものだったりして。実は彼はマティスなんぞに影響を受けた。あの色彩感覚はマティスの「JAZZ」的。
これに比するなら、手塚治虫の「展覧会の絵」なんかがイケてるかな?あれも日本的なモダニズムの流れにあると思う(『悟空の大冒険』もそれ系かも)
タンタンは中間色多いですね。こちらは絵本ではなく漫画か。ベルギー人の色彩感覚ってのは優れていると思う。空港のサイン計画とかおされだと思った事があります。フランス人より色彩感覚がおされな気がするがどうだろうか?
で、まぁ日本の絵本世界で・・と限定するなら、結構、漫画畑の人とかが描いてるな。と。まぁこのエントリはそういう話でしたです。やなせたかしってそもそも絵本から来た人だし。。。と言っても書き方が悪かったですね。自分でも文章がまとまりないなぁと思っています。
アニメや漫画を比べるとこれまた違ってきますね。日本は子供だけではなく大人も漫画読むんでやはり水準が高くて尚且つ多様性があるとは思います。

2007年09月12日 ululun アンパンマンが自分の肉体を食わせるという意味においてアンパンマンはキリスト的だと思うけど、恐ろしくてブログには書けなかった

読んでみたかった。
まぁ、耶蘇教徒はミサで毎回アンパンマン食ってるようなもんですね。「人肉喰らい」というのはローマ時代からの伝統的揶揄。

2007年09月12日 mahal 雑ラン1, アニラン1, アート, 心理 ナインチェとか(あと日本のこぐまちゃんとかも)は、意図的に6色くらいで描いてますよね。ああいうのが世界共通でガキにウケるロジックは面白いなぁと。

インチェ?・・ってなんだと思ったら
ミッフィーのことかーーーーーーーーー!!!!

実はモダニズムアート。。。ピカソとかクレーとかって子供にアプローチするらしいです。なもんでパリのポンピドゥーの近代美術館ではちっこいあんふぁんなお子様がモダニズムアートを学んでます。「ブランクーシと遊ぼう」とか。ああいう単純明解なものがいいらしいです。
でも、アンパンマンの色彩感覚は美しくない!!!!!!!断固として言うが、美しくないと思うぞ!!!!!
何故、何処がミッフィーと違うのか?謎であるが。色彩のコンポジションが美しくないのだっ!!!!
んだが、レオナルドよりピカチューを選ぶ姪っ子ならアンパンマンの方が美しいとか思うかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・やっぱ、好みの差なのだろうか?(弱気)

紹介してくださったエントリとそこで言及されているやなせたかしさんについての愚仮面さんのエントリは読ませますね。「絵が好きじゃないといって正直すまんかった」的な気分になります。

ま、それでもアンパンマンは以下の親父な風貌をしてると思うのだな。
 

今回は加工してないよ。面倒くさいから。