他文化の尊重に欠けている大阪

大阪教区が気がふれているかのごとき様相らしく、夢之助さんが激しく怒っているので読みに行った。
南河内カトリック通信
http://blog.goo.ne.jp/yume3381/e/cd3914be3ea2a582e182394b99e86353
■大阪カトリック時報9月号の記事から 怒り!!

ええと、まず、お約束として・・・・

ま た 本 田 神 父 か !


なんでも、このサヨク脳な神父が天皇制についてのシンポジウムで語ったらしいんだが、この神父がなにをどのように語ったのか判らないんで、上記の発言は棚上げにしておくが、「大阪カトリック時報」とやらのライターが書いたという「シンポジウムの結論」としての記事の以下の記述はどうなんんだろうね?

天皇制は決して神に由来する権威でなく、その本質は、
他国を侵略する暴力とそのために必要な国民を餞別する差別に他ならない。」

そりゃそうだ。
キリスト教の神に由来するわけがない。まったく異教の伝統由来だからねぇ。「だからナニ?」と言われてお終いですな。
んでもって、それを以て、後半の結論へと結びつけるってのは、どうなんだろうか?十字軍やら、異端審問やら、植民地やらやっていた宗教が言えるこっちゃないと思うが?王権神授説な王様達が蠢いていた歴史とかね、ちゃんと検証してるんでしょうかね?

天皇制を批判するのに自分のところの神を持ちだしたら突っ込まれますよ。
なんというか脇が甘いというか、ロジカルにおける馬鹿しかいないのか????

天皇制を批判するなら政教分離原則とかね、そういう辺りからつっこまないといけないと思うけど、それだと「教」であるカトリック教会が政治に口だしする事が出来なくなりますな。革命起こされ、教会関連の施設(学校とか)は全て公的機関に召し上げられたりとか大変なことに・・・・。

まぁ、平和を祈るのは我等の仕事だが、他文化の存在を己の価値で勝手に決めつけるのは分際を越えていると思う。せめて公的なというか、俗なる法のレベルで思考しようや。
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あ、そういえば「神」って言葉は神道の方がわが国ではオリジナルだよな。天皇はその神の祭司である事になっているわけで「神」は寧ろ由来としては「天皇」の方が正統。キリスト教が「神」を使う事自体、神道な方々に批判されてもおかしくないんだが、困ったもんだな。