梅雨入りしたような日、ガジュマルを植える

昨日は晴れていた。湿気を含んだ大気に満ちていたんで、明日は雨だろうなと思っていたら夜半から降りはじめた。
なんでけふは朝から雨のだるい土曜日。

ところで昨日、予約していた病院にいった。
例のあの徳田虎夫の協力で建った徳州会系と町とのコラボレーションな病院のようで、まぁそれがないと診療所しかないわけで有り難い。その病院に月に2回ほど専門医が来る。だから予約制。貴重な診療日なんでのがすわけには行かんのだな。住民の義務である固定資産税を払ってから病院にいく。
診断結果は頚椎の神経根症。まぁヘルニアまでいかない、軽度の圧迫症。治療薬を貰って帰ってくる。自己診断は正しかったなぁ。ネット時代って有り難いのぅ。

この日、Eさんが「旦那が留守だからご飯一緒に食べようよぉ」と誘ってくれた。んじゃうちで飯造ろうぜぃ。ということになり、病院まで迎えに来てくれたよ。助かったっす。夕飯を一緒に過ごす。イタ飯。楽園Tさんからいただいたポモドーリが大量にあったのでトマトソースのパスタを制作した。(゚д゚)ウマー。

そのEさんが、庭にはえていたガジュマルと、蘇鉄とハイビスカスを持って来てくださった。
彼女の家の大きなガジュマルから子株を引き剥がして持って来てくれたんだが、切り分け引き剥がした時に、大きなガジュマルの樹がその肌からじわっと白い樹液を出したそうだ。切り口ではなく本体が痛みを感じているかのように。指切られたようなものだから痛いのか、それとも子供が連れ去られたのがつらいのか、樹がとにかく痛みを感じているかのようで、彼女は驚いたという。
ガジュマルはなんか意志をもつかのような霊木なんで、親ごさんに敬意を払いつつ、祈りを込めて、本日、庭に植えさせてもらった。心細いだろうが頑張ってここで生きて家を守ってくだされとお願いしたです。アトリエの窓から見える場所に植えた。ガジュマルの根は家を壊すんで、かなり離したけど。
聖フランシスコは祈りの詩であらゆる天地の被造物は神を賛美していると書いた。全ての森羅万象に意志があるかのようなアレゴリー。日本人にも理解しやすいだろうその感覚。豊かな自然の中に身を置くなら、言葉を発することなきもの達との対話を意識せずにはいられない。フランシスコが好んだ祈りの場はそんな風に豊かな自然の森の中であった。

しかし、子供とはいえガジュマルの根の見事さ。これ掘り出すの大変だっただろうにと、Eさんに感謝である。ハイビスカスは玄関脇に植えさせてもらったです。どんな花が咲くのかなぁ。蘇鉄は今検討中。