哲学本を購入するので備忘しとく

友人がこげな本を紹介してくれた↓

哲学の歴史〈第4巻〉ルネサンス 15‐16世紀

哲学の歴史〈第4巻〉ルネサンス 15‐16世紀

なぬ?ルネサンス哲学とな。
こんな全集の中の一巻らしい。↓

http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/4.html

目次

* 総論 ……019

1. ペトラルカ ……063
2. 市民的人文主義者 ……091
1. │ブルーニ ……092
2. │アルベルティ ……103
3. │パルミエーリ ……116
3. ニコラウス・クザーヌス ……131
4. フィチーノ ……179
5. ピーコ・デッラ・ミランドラ ……213
6. ポンポナッツィ……257
7. マキアヴェッリ……275
8. エラスムス……309
9. トマス・モア……361
10. ルター……393
11. ジャン・ボダン……429
12. モンテーニュ……451
13. 自然哲学者……481
1. │カルダーノ ……482
2. │テレージオ ……497
3. │パトリッツィ ……507
14. ブルーノ……519
15. スアレス……555
16. カンパネッラ ……579
17. ガリレオ ……603
18. フランシス・ベイコン ……629

* コラム
01-ヴァッラと反スコラ学……127
02-新しい論理学……129
03-哲学史上のルネサンス……250
04-キリスト教カバラー……253
05-「賢者の石」の探究…255
06-図書館・書斎、そして印刷術……338
07-写本収集と文献学…335
08-ダンテとルネサンス……359
09-ジョルジョーネ《三人の哲学者》……388
10-ルネサンス思想とデカルト……598
11-「騎士の哲学」……675
12-魔術とオカルト哲学……679
* イメージの回廊……005
* 参考文献……727
* 索引……736
* 哲学史年表……749
* クロノロジカル・チャート……750

ぎや〜ん。面白そうだよぉ。今、ダンテの仕事をしているので必読だったり。
ルター君が哲学者に入っとるのは清水哲郎の所為だそうだ。ということはこの巻の前の巻ではオッカムの項を書いてるんだろう。
ルネサンス哲学史の中でこのように切り取られて俯瞰して紹介されるのはほんとに珍しいかも。
わたくしは、俗説「女は哲学に興味がない*1」の通り、哲学脳はない。なもんで興味はあるが哲学自身の興味ではない。哲学への興味はひたすら歴史的にどうであったかとか、美術、文化絡みでだけなんで、こういう俯瞰した本は有り難いっす。

というわけで、6月の書籍は、この本にすることにする。ペリカンせんせの教理歴史本を買おうと思っていたけど、この手のこむずな本は積ん読になりがちなので、月一冊までにしとかんと泣く。ペリカンせんせのは異常に高いし。
書籍代は月一万五千円までと決めたので、あとはナニにしようか。なんか色んな方の書評とか読んで面白そうなのを見つけてもメモるの忘れるんで、ここに備忘しておく。
しかし、渋くてよい小説を読みたいんだけど、どーにも思いつかない。小説となるとけっこうキャパ狭い。いっそ、小説は辞めてわびすけさんがはまっていたダライラマの自伝でも読もうかな。

*1:女は哲学に興味がない:例としてhttp://d.hatena.ne.jp/gordias/20070513/1179051363、女性は哲学に惹かれないのは何故?