インフルエンザの報告・共産党からの勧誘

先日14日、快気祝いをしようと友人が上京してきたので、快気祝いと東京見物をした。私も友人も地方在住田舎もんじゃけん、丸ビルとか見んと帰れんとでごわす。
しかし、ここ数年、冬は島で暮らしていたうえに、病み上がりの身にとっての東京は『もやしもん』の主人公なら近づきたくないかもしれないくらい菌の巣窟であった。かくして、東京土産にインフルエンザ香港A型をもらって帰ってきた私は先日の手術の時に出した熱よりも高い熱を出して寝込む羽目になった。

しかし熱を測るたびに熱が上がっていくのをはじめて経験した。39度の前でかろうじて止まったけど。その後しばらく高熱状態が続いたので、脳が煮えるかと思いました。
病院の先生に「タミフルを処方してもいいか?それとも違うのがいいか?」と聞かれ「マスコミより先生を信用しますよ」と答えたのでタミフルが出た。やっぱ利く薬なのかね。今まだ熱っぽいけど元気だもん。あの脳の煮え具合を体験した身としてはタミフルが原因というか、熱で脳が煮えたからなんじゃないか?と思えるんだけどどうなんだろうね。
あと、あんまり熱が高いせいなのかインフルエンザが凶悪なのか汗をかかないようである。熱が下がり始めてやっと汗が出るようになった。汗が出ないと風邪って治らないと思うけどどうよ。

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本日ボーーっとしていたら、へんな郵便物が来た。
分厚い茶封筒で「学者・研究者 後援会」とか書いてある。中味を開けたら単に参院選を踏まえた共産党からのお願いだった。どうやら県内の大学関係者に送りつけているみたいだ。ここの県民じゃないんで他人事だけど。

共産党は教育関係者に熱心にこの手のを送りつけてくる。他の党はまずしない。公明党は信者さんが頼みに来るけど。とりあえず熱心だなぁ・・とは思うが、共産党は教育者をターゲットにしているんだなぁ。プロレタリアートとは違う。労働者の痛みなどわからぬ、しかしその労働者の痛みを判ったような気になっている頭でっかちの象牙の塔にこもった学者や先生相手。反対に自民党なんかからは来ない。自民党は金を稼げなさそうな学者、教育者なんぞには全然興味ないってこったか?

そういえば先日、友人達と飲んでいる席で「『清貧』とは持っているものが言える台詞だ」という話になった。
何かを所有しているものだけが何かを捨てることが可能である。
・・という話。
寒くなった東京の、上野公園の青テントの数が以前に比べると異常に減っていた。それぐらい昔がすごかったということなんだけど、もしかしたら追い出されたのかもしれない。昔よく見かけた彼らの生活はそれなりに自分流に工夫されていた。それぞれ家がなくともなんらかの所有をしていた。「所有する」というのは文明でもあったりするのかもなとも思う。掃除用具を持ち、テントの周囲を掃除しているおじさんもいた。
寒い東京でどっかに行ってしまったおじさん達は今どこにいるんだろとちょっと思った。