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年末だ。しかも大晦日だ。世の中の人は大晦日に紅白歌合戦を見てそば食ったりするらしいね。
今年の年越しは、どうもピリッと暮れやら正月な気持ちにならない。独りでいるせいなのかにょぉ？年末年始ってのは家族と過ごすようにできているようにも思えるが、実は家族と過ごそうが独りでいようがあんまり気分的に変らん気がする。・・・・ってのはうちの家族関係ってなんなんだ？？？昨年は島で祖母、両親、兄貴一家4人と、妹夫婦という総勢10人でお正月。今年は祖母と父、妹夫婦と総勢6人で島で暮れを過ごした。まことに賑やかであった。

で、来年の正月（つまり明日）は実家で独り。犬と一緒。お寂しいもんかと思ったけど、けっこう気が楽だな。家の大掃除を済ませて片付いた家で仕事しています。・5日までにデータ600くらい処理しないと。あと頼まれているデザインもしないといけないんで宿題溜め込んだ夏休みの小学生状態。「正月だ〜」なんていってられないっす。年賀状？ナニそれ？状態。寧ろ正月は家族といないほうが楽であるな。仕事に専念できる。
でも買い物に出るとみんな正月気分で買い物とかしているのでつられて松飾を買いたくなったけど、荷物が多くなりすぎてやめた。正月気分ってのはそういう小道具で盛り上がるシロモノなのかもしれないや。

掃除で仏壇を掃除していたのだけど、祖父ちゃんや曽祖父ちゃん、或いは曾祖母や顔も知らないばあちゃん（我が家には父方のと母方の両方の仏壇がある）の戒名が入った位牌を磨いていたんだけど、こうやって亡くなった人と対話なんかする機会があるってのはけっこういいかもしれんな。と思った。私は耶蘇なので日本の伝統宗教的思考で対話するというより天国にいる先人達と話するって感じだけどね。まぁテレビに出てくる怖い顔のおばさんが「あんたね。ご先祖の墓を掃除してるの？」って言う気持ちも判るな。死者を思い起こすってのは大切かもしれないねぇ。