今日から某NGOで働いている。といってもお手伝いなので、新人OLが入社してしばらく研修代わりにやらされるような、データ作成とか、郵便物の配布の為の準備とかです。・・・って、実は就職経験がないうえにバイトをしても特殊な職種なわたくし的にはその世界をよく知らないんだけどね。とにかく通勤電車に乗った。エクセルにデータを打ち込んでいる。昼飯を一時間だけ取ってまた仕事に戻ったりしている。普通の働く人々みたいだ。なんか嬉しかったりして。
普通のビジネスな世界では「イラストレーターとフォトショップが使えますよ。」「エディトリアルとか任せてくださいよ。」「絵、描けますから。」的な能力なんか全然必要ない。正直この世界ではわたくしは新人のなかでももっとも使えないノンキャリアな人間であるよ。
エクセルなんか実は使ったことがない。「セルとか言ってるけど、それはドラゴンボールの登場人物か?」そんな水準でデータ制作できるのかよ?というわけで心配になり、昨日、こっそり大学のマックで助手さんに教えてもらった。しかしであるウィンドウズじゃインターフェイスが違ううえに文字変換ソフトもぜんぜん違うもんだから、結局役に立たないですよ。しょうがないのであとは現場で覚えた。午前と午後じゃ能率がぜんぜん違っているのが笑える。
ただ、データがロシアの機関の住所禄だったんだよね・・・・。
ロシア人って住所書くとき、郵便番号とか、或いは国や州、地元の地名の順番がばらばらで統一してくれない。
Russia Khabarovsk XXXX st. 23 680000
680000 Russia Khabarovsk XXXX st.23
23 XXXX.st.Khabarovsk Russia 680000
・・・・・・・・・って、全部一緒じゃん。統一しろ。

どうやらロシア人はほんとはでっかい地名から書くので日本と同じらしい。
ハバロフスクとか有名な地名ならまだしも、よく知らない地名とかいちいちWikiで調べていたので時間がかかった。スペルチェック出来ないもん。やると「khabarovsk、ってなにそれ?」ってエクセルさんが言ってくれます。あと、原稿作った人がだんだん飽きたらしく後半から筆記体なので、読解できない文字があり、泣いた。世の中のデータ入力をしている人の苦労がよくわかった。原稿を手書きで渡す人は筆記体とか、達筆すぎる行書では書かないで下さいです。
とにかくいい経験をしたので今日も一つ大人になった気がしたよ。