天皇家の慶賀

なにか知らない間にこんなことがあったらしい。
先ずは天皇家の慶賀、おめでとうございます。

しかしだ。わたしは政治的な天皇家の世継ぎはどう継ぐか?どうこうという議論はまぁ重要であろうなとかは思うけど、天皇家のご家庭内の事情にまでうるさ過ぎ。人様のご家庭内のことまで詮索するっていうのは激しく下品だ。まぁうちらの世代は子供が欲しくても全然授からないで苦しんでいる人が周りに異常に多いんで、そういう事は口にしない気遣いを互いにするわけだが。なんというか女性が社会進出したからとかそういう理由以前の、身体的なことが原因で全然出来ないという人がすごく多い。そしてそういう事を他者から詮索されることは激しく苦痛を伴う。人は気軽に「お子さんは何時?」と口にするがそれが夫婦を追いつめ、鬱になってしまう人もいる。「私は人間として欠陥品なんだ」と思い、鬱になってしまう。結婚年齢が早い遅いも関係なく、とにかく身体的な事情で産めない人が多いのだ。子供が好きだった友人♂はそれで酷く落ち込みしばらくおかしかった。無精子症というヤツだった。同じような状況で夫婦仲がうまくいかなくなり離婚した人もいる。

しかし天皇家ってのはマジ気の毒。「舅」「姑」が「嫌だ、むかつく」と世の中の人はいうわりにゃぁ、みんなで天皇家の舅姑になっている。こんなに激しく沢山の数の舅姑に囲まれたら気が狂っちゃうよなぁ。


で、

天皇家にお子さんが出来た。慶賀である。


それで充分。
天皇家は御簾の向うにおいて置くよ。わたくしは。
そもそも他人様のご家庭ってのはみんな御簾の向こう。赤の他人が踏み込んでいい場所には限界がある。私的な場所と公的な場所はわけるのがいいと思う。いくら公人といえど、喜ぶ心も傷つく心もある人間なんだからね。