バラガン先生の本入手

けふはお出かけ。久しぶりの大都会なので気張って封印していた本買いをしてみる。一冊だけと決めたので、ルゴフ先生にするか、エーコにするか迷ったが、エーコは高いしな。結局文化村で以前紹介した下記の本を購入。

カーサ・バラガン

カーサ・バラガン

バラガン、カッコいいよ。バラガン
ぴんくぃ色調のセンスはともかく、(メキシコという土壌じゃないとびっくりだもんな)インテリアの配置や扱いなどが参考になるよ。
とはいえ・・・かような雰囲気を維持するには相当な気合が必要なんだけどね。

しかし、以前フランス人外交官の家にいったことあるけどあの人たちは何故かインテリアセンスが巧い。配置といい、扱いといい。おフランスの外交官だけあって妄想の中の「日本」を演出していたがセンスがあるのには驚いた。ワールドオブインテリア誌辺りに載りそうな感じ。子供もいて生活していてあのクオリティを保つというのはやはり気合がいると思う。

上記の外交官の親戚の老夫婦貴族のアパルトマンにもいったことがあるけど、こちらもセンスがよかった。もてなす空間を知っているというか。もっともこの人たちは代々芸術家のパトロンをしてきた一族なので目の付け所が違うのだろうけど、さりげなく藤田の絵があったりする。インテリアは質素なのに品がある空間を作り出すことに長けているようです。


転じてわたくしの家はというと郵便物が散乱していたり、枯れた植物の植木鉢が放置されていたり、ダンボールが転がっていたり、犬のトイレがあったり、生活臭だらけであるよ。インテリアもどうも収まりが悪い気がして仕方ないづらよ。


駄目だな。
バラガン先生の写真集見て学ぶべきだよなぁ。はぁ。

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ルイス・バラガンは教会建築も手がけているんで、それが載った写真集も微妙に欲しいけど、高かったづら。_| ̄|○