注射

けふは島犬カナにとっては嫌な日である。
年に一度の狂犬病予防接種の日だからである。
9:30から町役場の隣でやりますって有線で通知あり。9:00でもう既に激しく過酷な太陽が照りつける中を歩いて出かけた。カナもミモザも散歩に行けるからから嬉しい。でもそれは幻想だ。案の定ミモザが途中で音を上げた。アスファルトが焼けるような熱さになっている。最近は朝の散歩は海散歩か日が登ったばかりのすごい早朝にしかいかない。夕刻は当然海しかいかない。子犬のミモザにとっては焼けたアスファルトなんて知らない世界である。なもんで道の途中からもう一歩も歩かないぞと座り込んでしまった。仕方がないのでバックにほおり込んだ。いつもなら激しく抵抗するのにおとなしくバックの中で小さくなっている。カナは流石に歩けたようだけど不安なので万が一に供え水筒を持って出た。ちゃんと歩き通した。しかしそんな目に遭いながら出かけた先では注射が待っているわけで。
カナ的にはショックだったらしく、家に帰ってきてからもぶすっとしていた。


ちなみにミモザはおこちゃまなので注射はまだだ。
登録も実家の横浜でする。親父所属犬になる予定だからな。