寝ている

昨日は雨がどかどか降っていた。島犬カナはずっと寝ていた。
外にでるたびに穴掘りをするか海水に顔を突っ込むのはいいんだが、病気の性で皮膚の免疫力がない為に鼻面がかぶれて帰ってくる。学習しろ・・・・。
ハーブオイルが効き目がいいので塗りたくったやった。灰色の汚いわんこ化していたのでついでに拭いてやる。
その性で疲れたのかずっと寝ているよ。
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島犬カナは、正直、犬というより猫に近い。隣の猫と一緒に育ったせいもあるのか?どうにも挙動が猫臭い。寝ている時のありようや、様々な行動がどうも犬というより猫。・・・なもんで猫とは仲が良い。が、猫の方では隣の猫以外はカナはあやしからん敵である。カナは挨拶に近づこうとするが猫の方は全身で拒絶する。毛を逆立てて怒っているのでカナは困惑するようだ。隣の島猫タロウのように遊んでくれないのが寂しいようだ。
散歩コースに牛小屋があり、そこの牛に挨拶をするのだが、カナは牛は怖いらしい。牛の方はカナが気になるらしく凝視している。その妙な緊張感がこれまた笑えるのだな。
カナは人様がなにかをしていると、自分も参加したいと思うらしい。今日は恒例のマッサージのおばさんがやって来たのだが、カナも一緒になって私の腕を踏んでいた。本人は仕事をして居るつもりらしい。母がしつけ糸をとるための布を広げている時なども、やって来ては布を踏んづける。よく猫がパソパソしてるとキーボードの上に乗ってくるあれの如し。
そういうわけでカナをみた人は「犬というより猫だね」と感想をいう。
決して吠えることがない、犬らしくない犬である。