島に台風様が押し寄せているようなので、隣人に陣中見舞いの電話をした。島の人は慣れているので、「今回はスピードが速いし、たいしたことないよ」といっていた。この間東京に来た台風などはそよ風のようなものだよなぁ。
しかし島に今来ている台風が国土の広い大陸を襲えばアメリカのような被害を生む。河の氾濫、インフラの混乱。島に来たなら、規模も小さいし、皆対応になれているので、一晩ほどの停電で済む話だが、アメリカのニューオリンズもハリケーン慣れしているだろうとはいえ、やはり大都市が機能不全になるというのは大変なことなんだなぁとニュースを見て思っております。
アメリカではオイルショックが生じているらしいが、両親はアメリカにいったっきり連絡がない。国が違ってもいいほどのでかい国だから、西海岸は影響がないとはいえ、どうしていることやら。しかし・・・アメリカの貧富の差の問題がああいう形の悲劇をも生むのか。と、色々考えさせられました。
島もけして裕福ではなく、むしろ都市部と違い貧しいのですが、それは石化燃料の高さや様々な生活物価の高さなども影響しています。どこかのブログで郵政民営化の問題で、「離島や田舎などは土地も安いから、輸送費ぐらい高くなってもいいではないか」といっていたが、ナニをくだらないことを言っているのだと思いましたね。それを読んだときに、日本の場合は都市部と田舎との互いの価値の相違の問題がどうしても横たわるのだなぁと感じます。