選挙

みんなどこに入れようか迷っているようだ。とりあえず郵政を判断材料にするのは辞めたが、わたくしの選挙区は自民と元自民と元自由連合(現民主推薦)の候補者しかいないすごい選挙区なので張り合いがないというか究極の選択という感じ。民主党に沖縄アホ構想などを打ち立てる寄生虫のごとき元社会党議員がいなければ民主推薦に入れるんだけどねぇ。そもそも欧州にいたなら確実に左翼思想と指摘された私は元社会党が嫌いである。学生運動そのものが馬鹿学生の娯楽としてしか見ていなかったので、彼らのピントのずれた理想主義が嫌いなのだ。未だあの手のアホな青臭いことをのたまう馬鹿を見るとぶん殴りたくなるので理屈ではなく生理的に駄目だ。
なんというか背筋の通った共産主義者は尊敬するんだけどねぇ、辻本とかピンセットでつまんでゴミ箱に投棄したくなるよ。マドンナ旋風とか、自民と手を結んだ辺りでもう確実に嫌いになったな。

・・・・・・・・・・・というわけでどれに入れるか再び苦悩中。

◆党首色紙
uumin3さんが党首色紙を紹介しておられた。

http://d.hatena.ne.jp/uumin3/20050831#p4

6党首が色紙に決意 党首討論で披露 
http://www.sankei.co.jp/news/050829/sei081.htm
小泉純一郎首相ら6党首は29日午後の日本記者クラブでの党首公開討論後、
それぞれ衆院選に臨む決意を書いた色紙を披露した。

 首相は「立炎天下」。全国遊説で郵政民営化への支持を求める決意を込めた
とみられる。民主党岡田克也代表はズバリ「政権交代」。公明党神崎武法
代表、共産党志位和夫委員長はそれぞれ衆院選キャッチフレーズを引用した。
社民党福島瑞穂党首は「平和と平等をあきらめない」。国民新党綿貫民輔
代表は「至誠」と書いた。(共同)

知性はこういう時に現れる。色紙とはそれ自体で小宇宙であり、美を構築する才覚が書き手に要求されると思う。最大の美をそこにこめるのは他者への敬意である。古来から東洋の文化というのはそのように文字の美を大切にしてきた。ここではいわゆる「礼」の概念が重要となる。それは忌避するべきものではなく、他者への思いやり、他者への敬意というものが込められているものだと思う。中国の大人は書をよくするが、それは礼に適ったことである。「礼」にかなわない行為はそれだけで恥であると思う。
漢字とは象形文字であり、絵である。字の絵心のセンスのない人はそれだけで無教養だとわたくしなどは思ってしまう。そもそもこういう色紙にマジックを選ぶ人などは問題外。文字の意味だけ伝わればいいという、つまり視覚芸術についてはレベル1の知性しかないとみなされても仕方ないよ。
だから、この中で一番救いがたく馬鹿っぽいのは、福島みずほだな。こんな文字をこういう場で書いたらうちの親にはたかれるよ。小学生のようなレベルだ。こういうレベルの人が政治に出てくるのだから日本の政治がいかに知性を失っているかよく判るなぁ。
この中で一番字が巧いのは・・・あまりいないけど相対的に、小泉さんか、綿貫さんだろうなぁ。

わたくしが社民党を嫌悪するのがわかったような気がする。視覚芸術についての知性がゼロな人々は昨今蔓延している。カトリックギョーカイでいえば典礼を幼稚にダサくしている9条大好き某正平協司教あたり。幼稚化することが平等だとカンチガイしている文化衰退人種はことごとく根絶やしにしたくなる。
とはいえ、それで字の巧いヤツに投票するかってぇとそれは別ものでございますよ。まぁ丸文字人間に決して入れませんが。